舞台あいさつの様子

子供たちに大人気のスーパー戦隊が夢の共演を果たす“VSシリーズ”の最新作『特命戦隊ゴーバスターズ VS 海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』が19日、全国で封切られ、東京・新宿バルト9でレッドバスターこと桜田ヒロムを演じる鈴木勝大、ゴーカイブルーことジョー・ギブケン役の山田裕貴、演出を手掛けた柴崎貴行監督らが初日舞台あいさつに立った。

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鈴木は上映後の舞台あいさつにも関わらず、「僕らが情熱を込めて作った60分が届いたらいいな」とファンに呼びかけ、「えっ? 皆さんご覧になっているんですね。もう届いているんだ…。完全な打ち合わせ不足ですね」と笑いを誘った。馬場良馬、小宮有紗、松本寛也らゴーバスターズの面々も顔を揃え、「公開を迎えて、やっと皆さんと気持ちを共有できる」(馬場)、「皆さんにはあと3回は見ていただいて、それから10人に宣伝してください」(小宮)とアピールにも熱が入る。

一方、ゴーカイジャーの出演陣は主演・小澤亮太が体調不良で、また清水一希がスケジュールの都合を理由に舞台あいさつを欠席。それでも山田をはじめ、市道真央、小池唯、池田純矢が登壇し、「バルト9さんのトイレはすごい。『貴重品、お手回り品、映画の思い出は水に流さないようお気をつけください』って書いてあるんです。皆さんもぜひ思い出を水に流さず胸に焼き付けてください」(山田)とゴーバスターズに負けじと、熱いコメントでファンに呼びかけた。

映画はかつて地球を守るために戦ってきたゴーカイジャーが、宇宙で最も力を持つといわれる“幻のレンジャーキー”を手にするため、宇宙帝国ザンギャックと手を組み地球を襲撃。地球の平和を守るため、特命戦隊ゴーバスターズが彼らの前に立ちはだかる。昨年公開された『特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!』に続き、メガホンを執る柴崎監督は「予算は大丈夫? って心配になるほどてんこ盛りの作品。出し惜しみせず、ここにいる全員が一丸となって全開で頑張った」と公開初日に誇らしげな表情を浮かべていた。

『特命戦隊ゴーバスターズ VS 海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』
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