新国立劇場2013/2014シーズンのオペラ部門ラインアップ発表!芸術監督・尾高忠明の集大成

2013.1.21 18:56配信
新国立劇場オペラ芸術監督:尾高忠明 新国立劇場オペラ芸術監督:尾高忠明

新国立劇場オペラ部門の2013/2014シーズンラインアップが、1月18日に同劇場で発表された。来シーズンは、2010年9月からオペラ芸術監督を務める尾高忠明の任期最終シーズンとなる。

シーズン幕開けを飾るのは、生誕200周年を迎えたヴェルディの傑作『リゴレット』。新制作の演出は、2009年に同劇場の『ヴォツェック』を手がけたアンドレアス・クリーゲンブルクが担う。2012年夏のミュンヘン・オペラ・フェスティバルで新演出を手がけた『ニーベルングの指環』が大成功をおさめており、本作への期待も高まるところだ。

アニバーサリー・イヤーのヴェルディ作品に続くのは「劇場が大切にしていかなければならないレパートリー」と尾高監督が語る4作品、『フィガロの結婚』、『ホフマン物語』、『カルメン』、『蝶々夫人』が並ぶ。

同シーズンの新制作2本目は、尾高監督が「任期中にぜひ取り上げたかった」というコルンゴルトの『死の都』。近年再評価の機運が高まっているコルンゴルトの名作の魅力に新制作でスポットを当てる。そして、前回の上演で話題となった『ヴォツェック』、尾高監督の任期第1作目となった『アラベッラ』の再演もの2作品と、『カヴァレリア・ルスティカーナ』と『道化師』の新制作のダブルビル(2本立て)が取り上げられる。

シーズン最後を飾るのは、尾高監督が常にレパートリーの大事な柱と考えてきた日本オペラ。三島由紀夫原作・池辺晋一郎作曲の『鹿鳴館』を再演する。「夜叉ケ池、沈黙、夕鶴、鹿鳴館は、世界のオペラハウスでもレパートリーになっていって欲しい」と、新国立劇場の芸術監督らしい、今後への期待の言葉で締め括った。

■新国立劇場2013/2014シーズン オペラ
2013年
10月 ヴェルディ作曲:リゴレット[新制作]
11月 モーツァルト作曲:フィガロの結婚
11~12月 オッフェンバック作曲:ホフマン物語
2014年
1~2月 ビゼー作曲:カルメン
1~2月 プッチーニ作曲:蝶々夫人
3月 コルンゴルト:死の都[新制作]
4月 ベルク作曲:ヴォツェック
5月 マスカーニ作曲:カヴァレリア・ルスティカーナ/レオンカヴァッロ作曲:道化師[新制作]
5~6月 R.シュトラウス作曲:アラベッラ
6月 池辺晋一郎作曲:鹿鳴館

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