映画『ライフ・オブ・パイ』イベントに登場した栗原類とLiLiCo

世界的巨匠アン・リー監督が放つ感動作『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のPRイベントが23日に都内で開催され、ネガティブな言動で知られるモデル・栗原類と、“肉食系”タレントとして活躍中のLiLiCoが登場した。主人公の少年・パイが体験する壮絶なサバイバルを最新3D映像で描いた人間ドラマ。この日は“ライフ・オブ・類 LiLiCoとサバイバルする1日”と題し、会場となった飲食店の名物である釣り船の上で、映画さながらの“漂流”トークを繰り広げた。

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正反対の性格ゆえ「類くんと漂流したら、私からすぐに襲っちゃうかも」(LiLiCo)、「イヤミなくらい前向きですね。一緒に漂流するなら、僕が溺れたほうがマシ」(栗原)とトークは一向にかみ合わず。栗原が「仮に漂流してしまったら、じっと船を探します。無駄に叫ぶと体力がなくなるので…」と語ると、LiLiCoは「もう暗いなあ! 叫んだり動いたりするほどパワーが出るのに」と実生活で5年間ホームレスだった経験を踏まえ、栗原に発破をかけていた。

それでも「主人公のパイがとても魅力的で共感できるので、シンプルなストーリーがとても壮大に感じられる。目が痛くならない数少ない3D映画」(栗原)、「まさに3Dが待っていた映画。映像の余韻に浸れるから、何度も見たくなるし、最後には深いメッセージも受け取れる」(LiLiCo)と本作に感動したという点では、すっかり意気投合していた。

本作はブッカー賞受賞の世界的ベストセラーを原作に、少年とどう猛なトラが1隻の救命ボートで227日間にわたって漂流する姿を、壮大なスケールと神秘的な3D映像で描く。先日発表された第70回ゴールデン・グローブ賞で作曲賞受賞(マイケル・ダナ)、第85回アカデミー賞では作品賞、監督賞を含む11部門にノミネートされている。

『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
1月25日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開
※3D/2D同時上映