佐藤祐市監督が語る『ストロベリーナイト』姫川への熱い想い

2013.1.24 18:48配信
『ストロベリーナイト』(C)2013 フジテレビジョン S・D・P 東宝 共同テレビジョン FNS27社 光文社

ノンキャリアで警視庁捜査一課の刑事に成り上がったヒロイン・姫川玲子の活躍を描いたテレビドラマ「ストロベリーナイト」の映画版が完成した。ドラマ時代から姫川を見守り続け、“姫川班、最後の事件”を演出した佐藤祐市監督が、彼女への熱い想いを打ち明けた。

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誉田哲也による原作「インビジブルレイン」をベースにした劇場版では、姫川班の管轄で連続殺人事件が発生。「犯人は柳井健斗」という不審な電話を受けた姫川は捜査に乗り出すが、上層部は接触を禁止する。納得がいかない姫川は部下の菊田に姫川班を託して単独行動を取るが、その先には予想もしない“試練”が待ち受けていた、というストーリーだ。“姫川班、最後の事件”とコピーにあるように、今作の姫川班は重大な局面を迎えてしまうが、「姫川玲子は事件の隠ぺいや真実を曲げることを絶対に許さない、カッコいい女性ですよね。だから、そういう結末に向かっていくことは自然でした」と佐藤監督は説明する。

主演の竹内結子は姫川との“決別”を心底残念に思っていることを完成披露試写会などのイベントでコメントしていたが、それは佐藤監督以下、全スタッフ、キャストも想いは同様だったという。「撮影現場で竹内さんが泣いていたので、僕らまで悲しくなってしまって。スタジオから帰るタクシーの車内で、ふともう姫川班に会えないと思ったら、泣いてしまったことは事実です(笑)」と熱く秘めた想いを告白する佐藤監督。「でも彼女は、その先も絶対タフに生きていくはずですよね。だから、あのようなラストシーンになっているわけです」と未来へ“希望”を託しているとも。ファンの反応がとても楽しみだそうだ。

また、今作では従来の刑事ドラマ以上に、恋愛要素を含めた男女のドラマとしてもキャラクターの心情が浮き彫りになっている展開も見逃せない。「姫川、菊田、そして牧田の心情を、事件の概要も含めて、そのパーツを積み重ねていく観方をしていただくと、それが完成した瞬間に、僕たち作り手が想像している以上の感動や興奮があるかもしれないです」と自信を持っておくり出す佐藤監督。「ファンの方、そうじゃない方、映画を観た人それぞれの答えが導き出せれば。そういう作品になった気がしていて、ちょっとうれしいです(笑)」。

『ストロベリーナイト』

取材・文・写真(佐藤祐市監督):鴇田 崇

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