■確定申告をすると税金が戻る!

確定申告の季節です。国の税金は基本的に1月~12月を1年の区切りとして税金の計算を行います。昨年の所得と納税の状況を自己申告するのが確定申告です。今年は2月18日月曜日から3月15日金曜日までに申告を行います。

会社員の場合は、毎月の給与から会社が天引きして年末調整で精算してくれるので基本的に確定申告は必要ありません。しかし、会社員であっても、申告をする必要がある人がいます。この場合、「実は税金が戻ってくる」人について、国のほうからわざわざ提出を促してくれることはありません。

税金はおおむね払いすぎになる仕組みとなっており、もし返して欲しい場合(還付という)は自分で調べて自分で書類を作って、申告をしなければならないのです。少しでも取り戻すチャンスがあればぜひ税金を取り戻してみてください。

■こんな人は確定申告すべし

確定申告をすべき人の例は以下のとおりです。

・医療費がとてもかかった人……年間10万円を超えた場合、その一部が戻る
・昨年寄付をした人(→『寄付すると約40%も税金がキャッシュバック!?いい事して得する「寄付金控除」』参照 [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/11230 ] )……5000円を超えた場合、その一部が戻る
・株等で損をした人(儲けた人)……儲けた利益と損失を通算して税額を精算する
・給与以外に20万円以上収入があった人……アフィリエイトや副業は税金を払わないと脱税!
・年末調整後に子どもが生まれた等の変化があった人……年末調整に反映されていない分が戻る
・年金生活している人(年400万円以下なら不要)……引かれすぎを未精算なので、手続きして還付してもらう

詳しくは国税庁のHP等を参考にしながら手続きの準備をしてください。該当する項目がありそうでしたら、収入および支出の明細(医療費であれば領収証をみつけて、合計額を入力する等)を調べて、申告してみましょう。