PFFアワード2013

今秋に開催される第35回ぴあフィルムフェスティバルの自主映画を対象としたコンペティション“PFFアワード2013”の公募が本日より開始された。

その他の画像

PFFアワードは、“映画の新しい才能の発見と育成”をテーマにした、1977年より続くPFF(ぴあフィルムフェスティバル)のメインプログラム。2012年までの応募総数は19207作品、入選作品は555本にのぼり、80名以上のプロの映画監督を輩出している、世界最大級の自主映画コンペティションだ。

PFFは、通常の映像コンペに設けられる年齢、プロアマ、上映時間などの制限を一切排し「過去1年以内に制作された未公開作品」であれば、どんな作品も受け付ける。応募された作品は、1作品につき“最低3人以上で必ず最初から最後まで1分1秒もらさず観る”というルールで審査。さらに一次通過作品を審査員全員で審査した後、7月に入選作品を決定。入選作品は、9月に東京国立近代美術館フィルムセンターで上映され、その後、全国を巡回。事務局が海外の映画祭などにも積極的に作品を紹介するため、応募作品次第では応募作の海外上映の可能性もある。

森田芳光、黒沢清、中島哲也、園子温、矢口史靖、石井裕也ら多くの映画監督が本アワードで注目を集めて商業映画デビューを果たしており、今年も多くの応募が予想される。

PFFアワード2013

第35回PFFぴあフィルムフェスティバル
2013年秋、東京国立近代美術館フィルムセンターほか全国で順次開催

「ウレぴあ総研」更新情報が受け取れます