前列左から、吉岡花絵、石川鈴菜。後列左から、杉本有美、彩輝なお、佐藤仁美、目黒祐樹、川久保拓司 前列左から、吉岡花絵、石川鈴菜。後列左から、杉本有美、彩輝なお、佐藤仁美、目黒祐樹、川久保拓司

今年で28年目を迎えるロングセラーミュージカル『アニー』の制作発表が開かれ、アニーを始めとする子供たち28人と、今年から初参加する佐藤仁美、杉本有美、川久保拓司ら主要キャストが登壇した。

ミュージカル『アニー』チケット情報

今年、約9,000人の中からアニー役を射止めたのは、吉岡花絵ちゃん(11)と石川鈴菜ちゃん(11)。「小さい頃から憧れだったアニーの衣装を着れてとてもワクワクしています」(吉岡)、「見に来て下さったお客さまがまた来年も来たいねって言っていただけるような舞台にしたいです」(石川)とはきはきと挨拶した。

ルースターとともに悪巧みを企てるリリー役の杉本有美は、「リリーは人間らしい部分やセクシーでかわいらしい部分もあるので、素敵に演じられたらいいなと思います」と役への熱意を語ると、ルースター役の川久保拓司は、「これまでの歴史の中で、ルースターが悪巧みに成功したことがないと聞いております。今回は完全に成功するように精一杯がんばりたいと思います」と話し、会場を沸かせた。そして、ミュージカルで本格的に歌を披露するのが初となるハニガン役の佐藤仁美は、「ふたりのアニーとともに成長できたらと思います」と話し、ふたりのアニーとはすでに打ち解けている様子だった。

8年連続で大富豪・ウォーバックス役を演じる目黒祐樹は、「今年も全力で舞台にぶつかっていきたいと思います。ふたりのかわいいアニーを始め、素敵な仲間たちがそろいました。アニーはひとつのチームですから、全員で力を合わせて、すばらしい作品につなげていければと思っております」と意気込みを語った。

最後にこの日のキャストで、アニーの代表曲「トゥモロー」を披露。澄んだ瞳をキラキラさせながら元気いっぱいに歌う子供たちの合唱に、会場は拍手喝采となった。佐藤仁美は、「“わぁ、アニーだ”と思って嬉しかったです。歌うのも忘れて聞き入ってました(笑)」と感激していた。

ミュージカル『アニー』は、4月20日(土)から5月6日(月・休)まで青山劇場(東京都)にて開催。チケットは2月2日(土)10時より発売を開始。そして夏には地方公演も開催予定。8月8日(木)から14日(水)シアター・ドラマシティ(大阪府)、18日(日)とりぎん文化会館 梨花ホール(鳥取県)、23日(金)から25日(日)愛知県芸術劇場大ホール(愛知県)。

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