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“アニメ界のアカデミー賞”と呼ばれるアニー賞の授賞式が、現地時間2日に米ロサンゼルスで行われ、『シュガー・ラッシュ』が作品賞、監督賞を含む最多5部門を受賞したほか、『パラノーマン ブライス・ホローの謎』がキャラクター・デザイン賞とキャラクター・アニメーション賞の2部門を受賞した。

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『シュガー・ラッシュ』は、コンピュータゲームの世界を舞台に、悪役キャラのラルフがゲーム界の運命を揺るがす災いに立ち向かう姿を描いた作品。ディズニーは『紙ひこうき』で短編アニメ賞も受賞しており、改めてその実力を見せつけた。『パラノーマン…』は、死者と話せる少年・ノーマンがブライス・ホローの町を救うべく困難に立ち向かう姿を描いた3Dストップモーションアニメで、長い歳月をかけて手作業で作り出したキャラクターたちの表現力の高さが評価され、キャラクター・アニメーション賞など2部門を受賞している。

ちなみにどちらの作品も、第85回アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネートされているが、『シュガー・ラッシュ』は放送映画批評家協会賞を、『パラノーマン…』はニューヨーク映画批評家協会賞を受賞するなど、どちらも評価は高く、アカデミー協会員がどちらの作品を支持するのかも気になるところだ。

『シュガー・ラッシュ』

『パラノーマン ブライス・ホローの謎』
3月29日(金)TOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショー