『PARKER パーカー』(C)2012 INCENTIVE FILM PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

ジェイソン・ステイサムが主演する映画『PARKER パーカー』が9日(土)より日本公開されるのを前に、共演者のジェニファー・ロペスが本作の魅力について語るインタビュー映像が公開された。

ジェニファー・ロペス インタビュー映像

『PARKER パーカー』は、世界中にファンを持つドナルド・E・ウェストレイクによるシリーズ小説の中の1作『Flashfire』を映画化した作品。“無い者からは盗まず、必要なときのみ殺し、敵には必ず借りを返す”というルールを自分に課し仕事を遂行する天才強盗パーカー(ステイサム)の物語だ。

映画は、パーカーが仕事仲間に裏切られ、大金を持ち逃げされたばかりか瀕死の重傷を負ってしまうところから始まる。ロペスが演じるのは、報復しようと逃げた彼らを追っていたパーカーの追跡に巻き込まれる女性レスリーだ。ロペスは「パーカーとレスリーの関係が大好きだわ。それが典型的なアクション映画じゃなくてアクション“ドラマ”にしたの。ふたりの関係こそがこの映画に息を吹き込んだと思うの」と言う。

パーカーが活躍するシリーズ小説は24作にものぼるが、正式な映画化は今回が初となる。世界中にファンを持つ主人公パーカーの魅力についてロペスは「彼はそこら辺の詐欺師や盗人とは一味違い、絶対に破ることのない道徳的ルールがいくつかあるの。“泥棒に信義なし”と考える人も多いけど、彼にとっては存在する。そしてそれは彼が生きる上で道徳規準になっている」と分析する。

本作のメガホンを執ったのは、『愛と青春の旅だち』『Ray〈レイ〉』などで知られるテイラー・ハックフォード監督。ロペスはハックフォード監督と仕事をすることが「ずっと夢だった」と言い、「彼の作品が大好きで、一緒に仕事ができればいいと前々から話し合っていた」と明かす。さらに、共演したステイサムについては、「彼はとてもいい役者で、とても面白かった。自分と同じように上を目指す役者としか出来ない事よ」と称賛している。

『PARKER パーカー』
2月9日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー