杉本健勇(セレッソ大阪) (C)J.LEAGUE 杉本健勇(セレッソ大阪) (C)J.LEAGUE

初タイトルに輝くのはセレッソ大阪か、川崎フロンターレか。『2017JリーグYBCルヴァンカップ』決勝がいよいよ11月4日(土)に迫った。

『ルヴァンカップ』決勝 チケット情報

10月8日の準決勝終了時は正直、川崎Fが有利と思われた。両軍が激突した9月30日・『明治安田生命J1リーグ』第28節の印象が強烈に残っていたからだ。リーグ戦とカップ戦は別の戦いだとは十分理解している。1か月もあれば、チーム状況ががらりと変わることも知っている。だが、しかし、等々力陸上競技場で川崎FがC大阪を5-1で蹂躙したゲームは、それほどのインパクトを放っていたのだ。

あれから1か月。川崎Fに吹いていた風は、C大阪に風向きを変えてきた。

川崎Fに大敗を喫した後、C大阪は『明治安田J1』で3連勝を飾っている。一方、3連勝中だった川崎Fは前節・柏レイソルに痛恨のドローとなった。『明治安田J1』で川崎Fは18勝9分4敗・勝点63の2位、C大阪は17勝6分8敗・勝点57の3位である。だが、両チームが置かれた状況は異なる。C大阪が4位・柏に勝点2差をつけ、『ACL』出場圏に再浮上したのに対し、川崎Fは第30節、首位・鹿島アントラーズに勝点2差に迫りながら、勝点4差に広げられた。残り3試合で勝点4差をひっくり返すのは容易ではない。追いかける相手が常勝軍団となればなおさらだ。

しかも、川崎Fは10月25日の『天皇杯』準々決勝でも柏に屈した。対するC大阪は大宮をキッチリ下し、準決勝進出を決めた。ほんの10日ほど前には、川崎Fは三大大会制覇を虎視眈々と狙っていた。それが『天皇杯』はベスト8止まりとなり、リーグ戦でも大きなビハインドが圧し掛かってきている。「もし『ルヴァン杯』を取れなければ、今年も……」という重圧でがんじがらめになる危険性をはらんでいるのだ。

川崎Fはこれまで『ルヴァン杯』とリーグ戦でそれぞれ3度、『天皇杯』で1度、頂点を目の前にして、タイトルを逃してきた。シルバーコレクターという汚名を着せられてきた歴史があるのだ。

C大阪は川崎Fと逆の流れを行く。第28節終了時は3位・柏に勝点5差の5位に甘んじていた。現在の状況はリーグ戦の優勝の可能性が消えたと言うより、『ACL』出場圏に舞い戻ったという認識だろう。それに『ルヴァン杯』と『天皇杯』初制覇を視野に入れている。さらに『ルヴァン杯』グループステージ・プレーオフステージ・ノックアウトステージを7勝5分の無敗で勝ち抜いてきた自負もある。

果たして、無冠の歴史に終止符を打つのは川崎Fか、C大阪か。『ルヴァンカップ』決勝は11月4日(土)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケットは予定枚数終了。フジテレビ系列にて全国生中継。

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