エリザベス・オルセンが語る『マーサ、あるいはマーシー・メイ』

2013.2.8 17:41配信
『マーサ、あるいはマーシー・メイ』(C)2011 Twentieth Century Fox Film Corporation and MMMM, LLC. All Rights Reserved.

双子のセレブ、オルセン姉妹の妹であるエリザベス・オルセンがサスペンス映画『マーサ、あるいはマーシー・メイ』で主役を演じている。本作は心理的なトロウマを抱えた主人公マーサを赤裸々に演じる彼女の生々しい演技が、心に突き刺さる衝撃作だ。「この映画の出演依頼はなんと撮影の2週間前に来たの。だから主演をやることや、内容について不安になる時間もなくて、とにかく仕事をこなす事に専念できた。時間がなかったことが、逆に有利になったと思う」と主役を射止めた時の心境を語る。

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『マーサ、あるいはマーシー・メイ』はカルト宗教団体にはまり、自分を失い、記憶さえもおぼろげになった主人公の社会復帰への物語だ。しかし彼女にいったい何が起こったのか? 明確な説明はなく、断片的なフラッシュバックや心理描写で巧みに過去が紐解かれ、それが観る者の心をつかむ。「人間内部をこれほど広域にわたって探るような役というのは滅多にないから、幸運だと思ったの。役のために様々な経験や感情を探り当てようとしたわ。それは開眼させられる体験だった。裸になることよりも大きな事件だったと思うわ(笑)」と初挑戦の全裸シーンを茶化しながら語る。

現在23歳。この映画を撮影した時はまだ大学生で、ニューヨークの美大で演劇を学んでいた。「駆け出しの俳優にはあまり役は回ってこないから、この役に抜擢されたのはとても幸運だったと思う。大学在学中だったから、休学してまで出る価値がある映画かどうか、出演作を選ぶときは考慮にいれるわ。友達と一緒に劇団をたちあげて、去年はニューヨークで演劇を上演したの。何もかも自力でやったから、演劇を上映する事のノウハウが学べたと思う。私が成功すれば、他の人の助けにもなると思うし、皆で一緒に成長していければと思う」と演劇への情熱も語る。

有名なオルセン姉妹の一人として、注目される点については、どう感じているのだろうか。「16歳の時は自分が本当に演技をやりたいか不確かだったから、単に名前が有名なだけだ、などと言われて戸惑ったの。だから逆に長い間下積みをして、ずっと機会が来るのを注意深く待ち続けていた。自信が持てて、気持ちよく演じられる役がくるまで、待っていたのよ」。

取材・文:高野裕子

『マーサ、あるいはマーシー・メイ』
2月23日(土)シネマート新宿ロードショー!
3月2日(土)シネマート心斎橋ほか全国順次公開

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