CanoScan 9000F Mark II

キヤノンは、フラットベッドスキャナ「CanoScan(キヤノスキャン)」シリーズの新製品として、フィルムスキャンに適した高解像度9600dpiの最上位モデル「CanoScan 9000F Mark II」を、2月21日に発売する。価格はオープンで、直販サイト「キヤノン オンラインショップ」での価格は2万5980円。

CCDセンサ、非球面ST(スーパー・トーリック)レンズなど、独自の光学技術を結集し、フィルムスキャンに適した高画質の高速スキャンに対応する。35mmネガフィルムの1200dpiスキャンは約18秒で、A4カラー文書原稿の300dpiスキャンは約7秒で終了する。

9600dpiのフィルムスキャンでは、階調を保持したままスキャンすることで、スキャン画像をレタッチして自分好みの作品づくりができる。35mmフィルムをスリーブで最大12コマ(6コマ×2列)、マウントフィルムで最大4コマの連続スキャンが可能。ブローニーフィルムにも対応する。

データをスキャンする際、スキャナの操作ボタンを押すだけで、PCを介してEvernoteなどのクラウドサービスにデータをアップロードすることができる。また、付属の統合アプリケーション「My Image Garden」を使って、スキャンした写真や書類のデータをPC上で簡単に編集・管理できる。

最大原稿サイズは、A4/レター(216×297mm)。本体サイズは、幅270×奥行き480×高さ111mmで、重さは約4.6kg。