『バチェロレッテ -あの子が結婚するなんて!-』に主演したキルスティン・ダンスト

『スパイダーマン』『マリー・アントワネット』のキルスティン・ダンストが主演する映画『バチェロレッテ -あの子が結婚するなんて!-』が22日(金)から日本公開になる前に、ダンストが電話インタビューに応じた。

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本作のタイトルになっている“バチェロレッテ”とは独身女子のこと。映画は、友人の結婚式に出席するためにニューヨークで再会するも、自分よりもイケてない友人が先に結婚することに納得のいかない親友3人組が、結婚式前夜に大騒動を巻き起こす様を描く。

本作が撮影されたのは2011年。ダンストは「コメディをやりたかったの。『メランコリア』の後だったし、楽しいものをやりかたかったの。それでこの脚本をもらって、とても役を気に入ったの。私が今までにやったものとかなり違っていたし。悪女役をやるのは楽しいしね」と振り返る。彼女が演じたレーガンは高学歴でスタイルもいいが、完璧を求めすぎるために“残念”なことになっている女性だ。「レーガンはとても目的がはっきりしている。だから物事が彼女にとってコントロールが効かなくなると、とてもクレージーになるの。だから彼女には同意しないけど、人々を怒鳴る役を演じられるのはとても楽しかったわ(笑)」。

3歳でモデル・デビューし、12歳で『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』に出演し一気に注目を集めた彼女はハリウッド大作から文芸映画まで幅広いジャンルの作品に出演しており、本作の前に出演した『メランコリア』ではカンヌ映画祭の女優賞に輝いている。ダンストは「年齢を重ねるうちに自分の選択や役選びにより自信が持てるようになってきたわ。だから自分の可能性や、自分が選んだ役を開拓する余地があると感じている」と言い、本作のようなインディペンデント作品についても「ストーリーやキャラクターでいろんなことを試すことが出来る」と出演に積極的だ。近年ではシリアスな役が多かったが、本作ではダンストのハジけた一面を楽しむことができる。「女の子にとっては楽しい映画よ。でも私の弟もこの映画が大好きだった。男の人たちは女の子がちょっとクレージーになるのを見るのが好きだと思う。だからグループで見に行くと楽しい映画ね」。

『バチェロレッテ -あの子が結婚するなんて!-』
2月22日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー