もう1品&トッピングに便利な食材編

7.玉ねぎ

「玉ねぎをスライスして、『カレー甘酢』でマリネしたものを常備しています。蒸し鶏に添えたり、サンドイッチの具に加えたり、ちょっとした彩りに使えます。冷蔵庫保管で2週間くらいもちます」(R.Bさん)

肉や魚のおかずに添えれば箸休めに。またサラダや和え物などに入れれば玉ねぎのうま味とカレー風味が加わり、おいしいアクセントに。シンプルな『甘酢漬け』も便利そうです。

8.キャベツ

「キャベツ1個を横向きに半分に切り、上の柔らかい葉のほうは千切りにして塩をしておき、サラダにします。それを、きゅうりやにんじん、セロリを切って塩をしたものなどと合わせたりします。下半分の硬いほうはざく切りにし、味噌汁やスープ、炒め物などに使います」(A.Kさん)

キャベツを1枚1枚むき、硬い部分を分離していく作業はなかなかの手間。この方法ではそうした面倒がなく、硬いところと柔らかいところ、それぞれの個性に合わせて調理できるうえ、無駄なく使いきれそうですよね。

9.きのこ

「いろいろなきのこをほぐして、チャック付きビニール袋に入れて冷凍しておきます。それを炒め物、煮びたし、炊き込みごはんなどに加えます。手軽に使えて重宝です」(A.Kさん)

使いたいときに、バキッと折って使っているそうです。石づきをとっておけば包丁いらず。冷凍することによってうまみや栄養価がアップするといいますし、一石二鳥ですね。

10.キムチ

「いろんな肉や野菜に合います。今はまっているのは、最近教えてもらった『切り干し大根のキムチ煮』。おいしくてご飯が進みます」(H.Mさん)

また、お好みの具材を混ぜ合わせればそれだけで1食メニューに。

「れんこんのすりおろしと、少し形を残したものを混ぜて、米粉、片栗粉、中華だし、キムチ、ニラ、ねぎなど冷蔵庫にあるものを入れて多めの油で焼きます。小麦粉が入らないからヘルシーです」(Y.Dさん)

「いつもの味つけに飽きた…」という時には、とにかくキムチ味にしてみるとよさそう!? キムチ味のハンバーグ、唐揚げのキムチ味、キムチ入り五目めし…などなど、 調味料的な使い方で思わぬ料理との出会いが楽しめそうですね。

ライター/女子栄養大学 食生活指導士1級。学生時代からさまざまな体調不良に悩まされたこともあり、健康的な生活習慣について学び始める。現在は専門家を中心に取材活動を行い、おもに食、健康、美容、子育てをテーマにした記事を発信。乗りもの好きな1男の母でもある。