4. ふと近寄ると、髪の毛からいい香りがしたとき

「ふたりで出かけてエレベーターに乗ったとき、彼女の頭が僕の鼻の下くらいにきたんです。そのとき薔薇みたいな、いい香りがふわっと漂って……。彼女に色気を感じた瞬間です」(26歳/金融)

女性ならではのいい香りにぐっとくる男性も。接近戦でほんのり色気を醸し出すには、ヘアコロンや香水を適量使うのが○です。

5. おしりのラインが綺麗に出るタイトスカートを履いていたとき

「年を重ねるにつれて、胸よりおしりに目がいくようになったオジサンです(笑)。そんなこともあって、彼女が今年流行りのタイトスカートを履いて、ぷりっと上がったおしりが強調されているのを見て、ドキッとしちゃいましたね」(36歳/通信)

洋服を美しく見せる“曲線”は女性に与えられた魅力のひとつ。普段は体のラインを強調しない服を選んでいても、ときどきタイトな服を着てみると、彼の期待を良い意味で裏切れそう。

6. 喪服を着ていたとき

「昔同棲していた彼女が、知り合いの葬儀に参加するからと、喪服を着て出かけていったことがあるんです。喪服という滅多に見ない衣装、色味のないメイク、地味な髪型……非日常の彼女にときめきましたが、そんなことは言えるわけもなく、ひとりでドキドキしていたのは秘密です」(30歳/金融)

7. カジュアルな格好をしていたとき

「職場が一緒の彼女は外回りなので、オンの日にはいつもカタめなパンツスーツ。でも、付き合って初めてデートしたときは、オンの日からは想像できないほど、カジュアルな私服で登場して、むしろ色気を感じました。デニムにTシャツ、というギャップのすごさがツボでしたね」(28歳/メーカー)

6と7から共通して見えてくるのは、男性が彼女に色気を感じるのは、やっぱりファッションにおいても、「普段と明らかに違う」要素があるとき。見慣れているはずの彼女が、いつもの彼女ではない……と、なんとなく“距離”を感じると、そこに色気が立ち上るのかもしれません。

男性一人ひとり、彼女に対して色気を感じるシーンや理由はさまざまでしょう。ただし、「いつもと違う」「初めて見た」といった“珍しい”感覚が、ドキドキにつながるのは事実。

彼をドキッとさせたい!と思ったときは、いつもと違う自分を見せていきたいものですね。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。