「ボイトレに通う」
試しに、「お腹のあたりがしくしく痛むの。お医者さまに見てもらった方がいいかしら」と言ってみてください。男性のその声を聞いてもらい、「行けば!」と あっさり返されたらもうアウト。ぜひボイトレに通ってください。きっとあなたの声には、憂いもはかなさも、もちろんセクシーさもありません。声のトーン、 声質含め、よい女の声なるものを身につけましょう。

「コヨリでくしゃみをしてみる」
そういうプレイがあることを、ご存知ですか? どうやらその表情が、マニアの方にはたまらないのだとか。セクシーと羞恥の狭間をいく"コヨリでハクション"。一度パートナーの前で試してみては。相手のツボにはまらない場合は、ムダに嫌われてしまう可能性もあるのでお気をつけて。

「卵の白身で髪を洗う」
まったく根拠はありませんが、こういうこと、なんかやりそうな気がするんですよね、壇蜜さん。"古風"と"こだわり"と"遊び"と"適当"と"経済的打算"がないまぜになったこの手の行為を率先してやるようでなければ、どうしてどっこい、真の壇蜜とは言えません。また、残った卵白を泡立てて大切な部分をそれぞれ(上2ヵ所、下1ヵ所)隠すというサプライズ的遊びも彼女ならするはず。それくらいのイマジネーションを持って、壇蜜女子思考に近づいていきましょう。

 

いかがでしたか。

あなたが上記のレッスンを真面目に遂行さえすれば、あなた自身が「壇蜜女子」になれることは間違いありません。でも、例えそうなったからといって、人の男に手をつけたりなどしては決していけませんよ。

あなたが卵白で大事な部分を隠した、その美しいボディを見せるのも、三白眼で飲むヨーグルトを口から垂らして見せるのも、「おなかがしくしく痛むの……」とセクシーボイスでささやくのも、あくまであなたのパートナーに対してです。

そんな壇蜜ライフを楽しめば楽しむほど、「アナザー壇蜜候補生」の陰を気にすることなどまったくない、楽しいふたりのラブラブ生活が待っています。

というわけで、憧れの檀蜜センパイから多くを学びつつ、他の壇蜜系女子を脅威ともせず、これからも上目遣いでセクシーに明るく過ごして参りましょう!

 

<ヌードルアートとは>

麺を使用し人やモノなどを表現するアート手法。麺の種類は、日本蕎麦、ラーメン、パスタなど多岐にわたる。
 

 

第1回目:壇蜜さんに使用した麺:シマダヤ 八割そば (やっぱり和、ですから…)

 

 

顔を描くのは、すりごま、岩のり、みりん、みそを混ぜたもの。(おいしい)

そして写真にないものとして、 白い菊の花、のりも準備しました。

1974年生まれ、東京在住。前職は大手ネットショッピングモールのPR担当。2009年より「ライフハッカー」にて恋愛記事の執筆を開始。現在は「金メダル級のダメ男とばかりご縁がある切ない人生を送ってきた、虫の息の恋愛コラムライター」として活動中。また、別ジャンルで「ヨリエ・スディラジェンコフ」名での執筆活動も行っている。