マカフィーは、経済産業大臣認可法人の「技術研究組合 制御システムセキュリティセンター(CSSC)」に、1月15日付で加入した。

近年、国家の安全保障や危機管理上の重要な課題として、発電所やガスプラントなど、重要インフラの制御システムに対するサイバー攻撃への懸念が高まっている。これらの制御システムのセキュリティが確保されない場合、システムの停止やエネルギー使用状況などの機密情報漏えいなどが発生する可能性がある。海外では、すでに制御システムの国際規格の整備が進んでおり、日本の対応の遅れはインフラシステム輸出の貿易障壁になる可能性がある。

マカフィーは、こうした重要インフラの制御システムのセキュリティを確保するために、研究開発や国際標準化活動、認証、人材育成、普及啓発、各システムのセキュリティ検証などの業務を遂行するCSSCの目的に賛同し、組合員としての参加を決定した。