あのときは本当にさみしかった!

久々に名前を出すけど、平方元基さんが「次の稽古が… 」と言っているのを聞いて、“もう言わないで〜。さみしい〜 ”って、本当に思ってた(笑)

もちろん、『TOKYO TRIBE』が終わってさみしいし、もっと共演した皆と一緒にいたいし、この作品をもっとやっていたいと思うから、一緒にいた人たちへの「人間ロス」はやっぱりあります。

でも、こうしてひとつずつ経験を積んでいくんだなって感じてます。自分も成長しちゃったな。えへへ(照れる佐江ちゃん)

ーー大阪での大千秋楽の様子を聞かせてください。

それが、相方がもうずっとふて腐れちゃってて。相方=メラ役のSHUNなんですが、前日から、ずぅーーーっと同じことを言ってるんです。

SHUN「ホンマにイヤや! 明日(大千秋楽)のことホンマ、言わんといてッ」
佐江「そんなこと言っても、来るんだよ、明日は」
SHUN「寝たくない…、寝たくない! 寝たら千秋楽や! 」
佐江「もぉ、何歳なんだよッ! 」

って(笑)

でも、SHUN は「人生で一番がんばってる」って、自分で言えるくらいに本当にがんばったみたいなんです。私はこの作品で初めてSHUNに出会ったから、過去の彼は知らないんだけど、SHUNをずっと見てきたBBBの皆も、

「SHUN、マジでがんばってるわ」

って、言っていて。そういうふうに「まっすぐに仲間を褒められる」って、すごくいいなって思いました。

そりゃあ、千秋楽で泣いちゃうよなぁ、SHUN。 私は隣で「な、な、泣かないでぇ〜〜〜」って、アウアウしちゃいました。

ーーまるでお姉さんのように(笑)

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