人気の無い理由、実は許容範囲かも?

ママA「あの~…保育園の申請書にD園、何番目に書きました?(笑)」
ワタシ「あぁ~!いや~4番目っすね。A、B、C園を真っ先に書きましたけど全部落ちました(笑)」
ママB「まじで!?あははウチもウチも~。あっちはホント倍率高いよね~!」
ママC「知ってる?この保育園て通称『陸の孤島』って呼ばれてるくらい人気無いって」
ワタシ「はははっ確かに駅から真逆でなーんもない住宅地のど真ん中じゃ無理ないっすわぁ~!」
ママA「ちょっと二人とも声デカいよ!これからお世話になる園なんだからっ(笑)」
全員「あはははは確かに!!」

そのママさんたちとの『第一希望の保育園入れなかったトーク』で大分モヤモヤや発散されましたが、
(やっぱりD園って人気無いのか~…保育の質とかどうなのかな~?こんな遠い保育園に苦労して通ってイマイチだったら、転園届け出してA、B、C園に空きが出るのを期待して待とうかな~)
と入園と同時に転園を視野に入れる始末。

ソレが、『陸の孤島』D園に、毎日早起きしてエッチラオッチラ自転車を漕ぎ、ゼーゼー言いながら1年間通った結果、あの時D園にテンションだだ下がりだった同じクラスのママ仲間からは

ママA「ほんっとD園の乳幼児の保育が手厚くてビックリ~!」
ママB「担任じゃない先生もみんなワザワザ立ち止まって挨拶してくれるんだよね!」
ママC「さすが『陸の孤島』だけあって周り住宅と畑ばっかだから安全だしいいよね(笑)」
ワタシ「一時期、遠くて転園考えてた自分バカだったなー!もし下の子出来た時もずっとここ通う!」
ママD「Chaccoママが転園したらつまんないよ!ずっとD園居なさいな!!」
全員「あはははは!!」

入園児の会話が嘘かのように、保育園に対する信頼の言葉がドッカンドッカン!
1回30分程度の保育園見学ではなかなか分からなかったD園の保育の質の高さにほだされ、
みんな気づいたらD園ファンに。

そして1日2回の送迎を1年間繰り返したら、保育園まで2km弱なんて別に言うほど遠くないなと感じるようになりました。

あの時D園を勧めてくれた保健師さんが言っていた、
「行けないなと思った園は希望欄に書かないのは鉄則ですけど、結構許容範囲を広げると良い保育園っていっぱいあるんですよ!」の言葉を今とても噛み締めています。

 

どの保育園を候補に入れるか何番目の順位にするかは、家庭によって様々だと思います。
ワタシは最初こそ「家から近くないと絶対イヤ!」と思ってましたが、
もっと『保育の手厚さ』『園の設備』『保育時間の融通がきくか』などなど、全体のバランスを見て大局的に決めても良かったかな…とも。

もし、初めての保活で悩んでるママがいたら「2km圏内の保育園は全然イケるよ!」と是非アドバイスしたいです!(笑)

 

つづく

 大手出版社から単行本を数冊発表し、現在は休業中の(元)漫画家。アシスタント業をメインにしながら、主婦業とお母さん業でも大忙しの毎日。夫である鈴木妄想とオタクトークで燃え上がるのも日課。息子の笑顔と各国アイドルのPVを見て癒されている。

バックナンバー