(左から)平愛梨、ウエンツ瑛士、ゴリ(ガレッジセール)

『X-MEN』シリーズや『スーパーマン リターンズ』といったハリウッド超大作を数多く手掛けるブライアン・シンガー監督の最新作『ジャックと天空の巨人』の日本語吹替え版キャストが18日に発表され、都内のスタジオで主人公・ジャックを演じるタレントのウエンツ瑛士をはじめ、平愛梨、お笑いコンビ“ガレッジセール”のゴリがアフレコ収録にのぞんだ。

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映画は何百年もの間、天空に追いやられていた強靭な巨人軍団が、かつて暮らした地上を奪い返すべく、巨大な豆の木をつたって侵攻を開始。迎え撃つ人間たちと壮絶なバトルを繰り広げる。『アバウト・ア・ボーイ』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のニコラス・ホルトが主演を務め、スタンリー・トゥッチ、イアン・マクシェーン、ビル・ナイ、ユアン・マクレガーら個性豊かな俳優陣が集結している。

主人公である農家の青年ジャックを演じるウエンツは、「ものすごいヒーローというわけではなく、割とフラットな役柄。吹替えでは珍しいことですが、ディレクターさんから『とにかくフラットで』とご指示をいただいたほどで、“普通”を演じることに苦労しました」と述懐。平演じる美しい王女・イザベルとのラブシーンもあるといい「楽しみですね」と期待を寄せた。

その平は「すっごく楽しかったですよ。何度も絶叫したので、まるでジェットコースターに乗ったみたいでした」と初のアフレコ挑戦にも余裕の表情。「演じる女優さんのリアクションや息づかいも勉強になりました」と語った。ゴリは巨人軍団を率いるファロン将軍を演じ「見た目がゾンビで、身長は8メートル。走れば馬より早いっていう…。とにかく怖いですよ」と感想を語り、「ディレクターさんからは『もっと巨人っぽさを出して』と言われたんですが、自分の中に“巨人っぽさ”が無くて…」と苦労を明かしていた。

『ジャックと天空の巨人』
3月22日(金) 丸の内ルーブルほか全国ロードショー
※3D/2D 吹替え版同時公開