都内の小学校で特別授業も実施。マーベル・エンターテイメントのバイスプレジデント、C.B.セブルスキー氏と、アイアンマン ©Disney ©2017 MARVEL

なぜ? ディズニーが本気になっている理由

マーベル・シネマティック・ユニバースの映画群は、シリーズ累計の世界興収が1兆円を越える、文字通り世界最強のSF映画シリーズです。

アメリカ本国はもちろん、世界中にたくさんのファンを抱えています。

けれども、日本国内での知名度やファンの数は、まだまだこれから。

マーベル・コンテンツの質の高さを考えると、「日本人に馴染まない」というのはちょっと説得力がなく、これは単純に文化がないからなのでしょう。

大人が熱中できるほどのクオリティがある「マーベル・シネマティック・ユニバース」を入口に、独特のセンスをファッションに取り込んだマーベル女子へと、徐々に裾野を広げてきました。

さらにアニメを通して、子どもたちにもアプローチしていきたい思惑があるのでしょう。

親子で楽しめるマーベル

もう一つ、ディズニーは親子で楽しめるエンターテイメントを重視します。

たとえばディズニーランドは、子どもだけが遊ぶ遊園地ではなく、親も一緒に楽しめるテーマパークです。

春休みや夏休み、子どもに付き合ってしぶしぶ戦隊モノの映画を観に行くのではなくて、親子で本気で楽しんで、本気で会話を楽しめるのがマーベル。

東京ディズニーランドで、女の子がディズニープリンセスに憧れるように、男の子がマーベル・ヒーローに憧れたり、パパも一緒になって楽しんだり。

そんな楽しみ方が増えれば、ディズニーにとって理想なのかもしれませんね。

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