辻直人(川崎ブレイブサンダース) 辻直人(川崎ブレイブサンダース)

栃木ブレックスの巻き返しなるか。王者の真価が問われる週末となる。『2017-18 B1リーグ戦』第8節で栃木が川崎ブレイブサンダースとの2連戦に臨むのだ。

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栃木は開幕戦こそシーホース三河に完勝したものの、その後は持ち前の固いディフェンスに綻びが生じ、得点力不足にも喘ぎ、黒星が先行。10月15日・千葉ジェッツ戦では54-77、10月25日・サンロッカーズ渋谷戦で65-85、10月29日・レバンガ北海道戦は67-92という大敗もチラホラ。

そんな中迎えた第7節・千葉戦。前節からチームを離れた長谷川健志ヘッドコーチは体調不良で不在のまま(11月10日に退任発表)、さらに大黒柱ライアン・ロシターが戦線離脱するビハインドがチームを襲った。だが、絶体絶命の緊急事態が、チームをひとつにした。ルーズボールを気迫を込めて取りに行き、リバウンドも全員で行く。激しいディフェンスを40分間続ける本来の姿を取り戻したのだ。いいディフェンスがいいオフェンスを生む相乗効果も。第1戦は69-76で落としたものの、翌日は77-72でものにしたのだ。ただの勝利ではない。開幕戦以来となるホームでの白星は、4勝9敗の東地区最下位からの脱出のキッカケとなる一戦と言える。

ただ、栃木をホームで迎え撃つ川崎に隙はない。9勝4敗・東地区3位につける川崎は、10月15日のアルバルク東京戦での敗戦で、SG辻直人が目覚めた。91-99で敗れた試合後、北卓也HCは「辻の3Pは5分の1だが、入らなくても打つべき。入るから打つではシューターではない。入らなくても打つ。そのメンタルが必要。彼が打ち続けないと。まあ、待ちます」と叱咤激励。名指しされたエースは、次の試合で奮起した。10月27日・新潟アルビレックスBB戦でチーム最多の25得点をマーク。3Pシュートも10本放ち、6本決めた。新潟戦後、辻は「A東京戦で不甲斐ない結果だったので、これはだめだなと思って今日は思いきりやった。今日をきっかけに調子を上げていきたい」と胸を張った。

辻だけではない。もうひとりのエース、ニック・ファジーカスが11月3日・名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦で26得点・11リバウンド・11アシスト、キャリア初のトリプル・ダブルを達成。Bリーグ初代MVP&得点王は今季もゴール下で存在感を発揮している。

昨季『チャンピオンシップ』ファイナルの再戦で、川崎がA東京への追撃態勢を整えるのか、栃木が復活の狼煙を上げるのか。『B1リーグ戦』第8節・川崎×栃木は11月11日(土)・12日(日)・トッケイセキュリティ平塚総合体育館にてティップオフ。両日ともに来場者に非売品の『THIS IS OUR HOME』Tシャツをプレゼント。チケットは予定枚数終了。

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