昆布

公式サイトより 拡大画像表示

湯豆腐で必要な食材は「豆腐」と「昆布」のふたつ。そうなると、ダシを取る昆布にもこだわりたいもの。昆布の生産地として有名な北海道で、地元の人でもなかなか手に入れることが難しいと言われている幻の昆布が「天然羅臼昆布」。サイズが大きく濃厚なダシがとれるため湯豆腐にも最適な昆布と言われています。

昆布は一等、二等などの等級があり、付けられた等級によって値段が大きく異なります。天然羅臼昆布で一等にもなるとそれはもう高級食材の仲間となってしまいます。羅臼昆布を取り扱うこちらの「羅臼.(どっと)昆布」では完全予約制で『天然羅臼昆布 一等検』のオーダーを受けつけています。参考価格は1枚(約120g)で2700円となっております。

 

ポン酢

湯豆腐に必須な調味料といえば「ポン酢」。これで味が決まると言っても過言ではありません。お気に入りのポン酢を使うのが一番いいと思いますが、参考までにご紹介したいのが昭和42年から大阪の人たちに親しまれている『旭ポン酢』。ウィキペディアに商品名で掲載されている唯一のポン酢で、芸能人の中でも愛用している人が多いことでも有名です。

大量生産ではなくこだわりの素材で丹念に作られているため、冬の季節になると品薄状態が続くのが当たり前となっているようです。普段使っているものより少々お高いかもしれませんが、こだわりの湯豆腐にはピッタリのポン酢なのではないでしょうか。
 

 

いかがでしたか? これだけの道具や食材で作った湯豆腐であれば美味しくないわけがありません。熱燗と一緒に頂けば、寒さで凝り固まった身も心もほぐされていきそうです。

古くは江戸時代頃からすでに庶民の間で親しまれていたという「湯豆腐」。寒い日に熱々の湯豆腐をアチアチ言いながら食す光景もまた昔から変わらない文化なのかも知れません。

デザイン、アート、インテリア関連の記事を中心に執筆をするフリーライター。インドア系ライフスタイルメディア「roomie」でも執筆。国内外の人に教えたくなるような小躍りする情報を紹介予定。