「日本初」「関西初」「梅田初」など、初出店の店舗は80店以上!

 

ふたつ目の特長には、ファッション関連のショップでは旗艦店を出店するショップが多い点がある。

山下:「これまで梅田にあるショップは、立地上の部分も大きいですが、店舗の区画が小さいショップが多く、商品の訴求も含めてきちんとしたお店づくりがしにくいという点がありました。『グランフロント大阪』では、1店舗あたりの面積を周辺の百貨店や駅ビルよりも大きく確保することで、店舗のディスプレイや商品ラインナップで、ブランドの世界観をしっかり提案できるようにしています。また、ショップのラインナップも「日本初」、「関西初」、「梅田初」など、初出店のショップが80店舗以上あるほか、グルメに関しては、チェーン展開の飲食店より、大阪を筆頭に全国各地の地元の人々に親しまれている老舗や名店を取り入れるように意識しています」。

ストロやバルなど深夜4時までカジュアルに飲めるスペースも設置

新井 貴雄(あらい・たかお) 阪急阪神ビルマネジメント株式会社 うめきた営業部

また、グルメゾーンに関しては、深夜4時まで営業する「UMEKITA FLOOR」というスペースも展開する。商業施設としては、かなり画期的な試みだ。

新井:「開発のきっかけは、調査を進めるなかで『梅田って夜が早いね』という意見がありまして。もっと、様々な人々が集まりながら夜遅くまでカジュアルに飲めるスペースがあったらいいねということで、今回のフロアが誕生しました。“大人のたまり場”をテーマに、飲食店のジャンルもビストロや日本料理、バルなど、幅広く取り揃えています。また、共用スぺ―スにイスやテーブルを配置して、色々なショップのメニューを一度に楽しむことができます」。

商業ビルの中だから、女性でも安心して夜遅くまで飲むことができるとあり、注目が集まりそうだ。

 

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