クリエイター、ユーザー、広告主の三者がWin-Winになってほしい

Googleオフィスには素敵なデザインがいっぱい。
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「YouTubeパートナーシップを通してYouTubeの”エコシステム”というものを作りたいと考えています。よいコンテンツをお持ちのユーザーには、もっと新しいコンテンツを作ったりアップロードするきっかけになってほしい。またユーザーにとってはより優れたコンテンツがYouTubeの中にどんどん集まっておもしろい動画がもっと見つかるようになってほしい。広告主様にとっては優れたコンテンツや特定のジャンルに興味を持っているユーザーに、ダイレクトに広告を打つことができる。そうして広告によってパートナーが得た収益が、次のコンテンツを作る原資になるかもしれない。そうやって三者がWin-Winの関係を築きたい、それがYouTubeパートナーシップの目的です」

おもしろい動画を作ることで、みんなが幸せになれる。そんな夢みたいな話が、まったくの夢じゃなくなってきているのかもしれません。とは言え気になるのが、そんなエコシステムを実現させるためには、どれくらいの再生数=人気が必要なのかということですが……。
 

こんなドアもありました。
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「『自分は月に1万回再生されるんですが、いくらになるんでしょうか?』などとご質問いただくこともありますが、広告の単価がそれぞれ異なるので、それにお答えできるはっきりとした指標は実はないんです。ただ一方で、工夫次第で、おこづかい程度から生活費の中心になる方までいらっしゃいます。

YouTubeで活躍しようと本気になってやられているクリエイターの方たちの中には、日本国内でもYouTube専業で食べていらっしゃるパートナーもいます。大きなチャンスはあるので、個人の方はもちろん、例えば映像関係のビジネスをされている方で作品を発表したりスポンサーを見つけるのが大変と悩んでいるクリエーターがいらっしゃれば、ぜひYouTubeを利用していただければと思います」
 

まだまだ大きな可能性を秘めているYouTube。まずは自分のチャンネルを登録して、なにかひとつ動画をアップするところから始めてみてはいかがでしょうか。想像よりずっとカンタンで、ずっと面白い世界が待っているはずですよ。