来年度の4月に保育園入園を目指すママは慌ただしい季節ですね。

見学をしたり、情報収集をしたりしながら、「我が子を通わせるのに、最良の園はどこか?」と、みなさん真剣に考えてここまでやってきたことと思います。

一口に保育園といっても、その特色はさまざまで、園によって異なるもの。

待機児童問題で保育施設の充実が急務となっている現在ですが、ただ通わせればいいということではなく、安心して子どもを預けたい、子どもにとって健やかな成長を促せる園であってほしいという願いはますます強まっていくと思います。

第11回キッズデザイン賞』で賞を受賞した園も、独自の個性を色濃く打ち出し、「子どもをこんな園に通わせたい!」と思える魅力がたっぷり詰まった園ばかり。

キッズデザイン賞は、「子どもが安全に暮らす」「子どもが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という理念を実現し普及するため、製品・空間・サービスで優れたものを顕彰する制度。つまり、子どものことを様々な視点から考え、工夫されて作られた、優れた施設ということです。

今回は、受賞した東京都内の園「保育室スマイルエッグス『木の子』」をご紹介します。

木の香りに包まれて子どもたちの想像力をも刺激

「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」ということで奨励賞クリエイティブ部門キッズデザイン協議会会長賞を受賞したのが、東京都・立川市にある保育室スマイルエッグス「木の子」。

「番傘」や「キノコ」にも例えられる形の屋根が特徴的な園舎で、「木の素材感を大切にした温かみのある空間。子どもの成長とともに空間の見え方や外周での遊び方も変化する時間軸をも見据えたデザインが素晴らしい」との審査評でした。

スマイルエッグスの姉妹園となる、ふじようちえんの園長・加藤積一さんに、お話を伺いました。

「私どもの遠い昔の記憶に、木目の天井を見ながら寝ていたことがあります。天井の木目を見ていると、段々とその木目がオオカミや象さんの鼻、中には、人の顔に……なんて想像を巡らせることもありました。

今の建築には、昔のように様々に木目を仰ぎ見る環境にないのが多いものと思います。そこでスマイルエッグスでは、天井に木目がよく分る木を使い、あおむけで寝ている子どもたちが天井を見ることによって、様々な想像力の育成に役立つことを目指しています」

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