親も子もそろって感動。『あらしのよるに』の魅力を専門家が分析

2013.2.22 12:18配信
『あらしのよるに ひみつのともだち~きずな編~』シアターセレクション

全国のワーナー・マイカル・シネマズとイオンシネマで公開中の『あらしのよるに ひみつのともだち~きずな編~』のシアターセレクション版に好評が寄せられている。親子連れが多く、上映後には親も子も揃って「思わず泣いてしまった」との声があがる本作の魅力は一体、どこにあるのだろうか? 専門家の分析コメントがこのほど公開された。

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本作は、人気絵本作家、木村裕一のベストセラーをアニメ化したTVシリーズを劇場版に再編集したシアター版第2弾。前作で、食べる者と食べられる者という関係を超え、固い友情を結んだオオカミのガブとヤギのメイが、“ひみつのともだち”としてさらなる困難に直面し、その絆が試される。

“諸外国及びわが国における「映画教育」に関する調査”を行う委員会代表の西嶋憲生氏は「本作は年齢によって多様なメッセージを読み取れる作品だが、フランスで原作が『おおかみとやぎ』として子ども用に舞台化されたり、英語圏では『One Stormy Night』のタイトルで知られるなど、インターナショナルな広がりも持っている。CGアニメ版の本作もシンガポールとの共同制作で、最初から英語版が同時に作られたという。そうした国際性が、本作の内容の普遍性とつながっていることは明らかだろう」と分析する。

もちろん、制作過程の国際性だけでなく、この作品が描くドラマやキャラクターのもつ普遍性も幅広い観客を魅了している。子どものための映画学校を作るべく活動を続ける“ちいさなひとのえいががっこう”の岡崎匡氏は「おたがいの中に同じところや違うところを見つけて認め合う姿勢、相手を思いやる心、友情を信じることの大切さ、食べることや生きることの難しさ、試練に立ち向かう勇気……そのひとつひとつがシンプルに胸に届くからこそ、お子さんの映画館デビューにうってつけです」と語る。

上映中の映画館では、当日が“映画館デビュー”と思われる小さな子どもの姿も多いそうで、『あらしのよるに』は子どもが安心して楽しめ、大人も思わず涙してしまう作品として今後も動員を伸ばすことになりそうだ。

『あらしのよるに ひみつのともだち~きずな編~』シアターセレクション


(C)あらしのよるに/TV PARTNERS (C) Sparky Animation (C) One Stormy Night LLP

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