『世界にひとつのプレイブック』(C) 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

オスカー前日に発表されるインディペンデント・スピリット賞で、『世界にひとつのプレイブック』が作品賞に輝いた。同作品では主演のジェニファー・ローレンス、デヴィッド・O・ラッセル監督も賞を手にしている。

主演男優賞は、『The Sessions』のジョン・ホークス。助演女優賞も、同作品のヘレン・ハントに贈られた。寝たきりの男性が、セックス・セラピストの助けで初体験をするという実話にもとづく物語で、ハントは全裸でこの役に体当たりした。助演男優賞は『マジック・マイク』のマシュー・マコノヒー。脚本賞は『世界にひとつのプレイブック』、外国映画賞はミヒャエル・ハネケの『愛、アムール』、撮影監督賞は『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』のベン・リチャードソン、ドキュメンタリー映画賞は『The Invisible War』が受賞した。

一方、同日は、最悪の映画に贈られるラジー賞も発表され、『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part 2』が最悪作品賞、同作品のクリステン・スチュワートが最悪女優賞、テイラー・ロートナーが最悪助演男優賞、ビル・コンドンが最悪監督賞に選ばれている。

文:猿渡由紀