(左から)平松恵美子監督、ひまわり役のイチ、でんでん。

2007年に宮崎県の保健所で起こった実話を映画化した『ひまわりと子犬の7日間』の特別試写会が行なわれ、舞台あいさつに、でんでん、ひまわり役のイチ、平松恵美子監督が登壇した。

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本作で、堺雅人演じる主人公の先輩職員を演じたでんでんは、「最近、こうして舞台あいさつに呼んでいただけるようになったのですが、『TVや映画で見るより、生で見た方がいい男ね』と、言われた事がまだありません。その記録を伸ばせればと思っています(笑)」と笑いを誘い、平松監督は「撮影現場ではでんでんさんがムードメーカーでしたね。堺さん、若林さん、でんでんさんのトリオから、でんでんさんを中心に3人の笑い声がよく聞こえてきましたね」とコメント。

さらにでんでんは「僕は福岡出身なので、同じ九州弁だから大丈夫だろうと思っていたのですが、宮崎出身の堺さんから見ると、やっぱり違ったみたいで難しかったですね」と明かし、平松監督は「現場に方言指導の先生がいたのですが、その方がOKを出しても、堺さんがすーっと寄ってきて、耳元で『今のはイントネーションが違います』と、ダメ出しするんですよね(笑)」と振り返った。

最後にでんでんは「宮崎の土壌のユーモアにあふれていて、観終わった後、心のマッサージを受けたような気分になれると思います。僕も犬と同じで芝居をまったくしていないので、それがいいんじゃないかと思います(会場笑い)」と笑いを交えて作品をPRした。

『ひまわりと子犬の7日間』
3月16日(土)全国ロードショー
※3月9日(土)宮崎先行ロードショー