【アカデミー賞レポート2】今年のアカデミー賞受賞、大混戦で結果は“バランス重視”

2013.2.25 17:45配信
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(C)2012 TWENTIETH CENTURY FOX FILM

第85回アカデミー賞は、ベン・アフレック監督の『アルゴ』が作品賞を受賞し、幕を閉じた。編集賞と脚色賞も手にした同作と、日本でも大ヒット中の『レ・ミゼラブル』がそれぞれ3部門を受賞。また、今年の最多受賞作は監督賞をはじめ4部門に輝いた『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』だった。

第85回アカデミー賞全受賞結果

主演男優賞は『リンカーン』のダニエル・デイ=ルイスが受賞し、史上初となる同賞3度目の受賞という記録を打ち立てた。一方、演技賞すべてにノミネートされるという31年ぶりの快挙が話題になった『世界にひとつのプレイブック』は、ジェニファー・ローレンスが主演女優賞を初受賞。また、アン・ハサウェイが『レ・ミゼラブル』で助演女優賞をこちらも初受賞し、女優賞は現在22歳のローレンス、30歳のハサウェイという若き実力派が制す形になった。サプライズはクリストフ・ヴァルツ(『ジャンゴ 繋がれざる者』)の助演男優賞受賞。前回『イングロリアス・バスターズ』に続き、クエンティン・タランティーノ作品で2度目の助演男優賞に輝いた。

近年、『アバター』vs.『ハート・ロッカー』の“元夫婦対決”、『アーティスト』vs.『ヒューゴの不思議な発明』の“映画愛対決”などわかりやすい構図で映画ファンや視聴者を引き付けたアカデミー賞だったが、今年は史上まれにみる混戦模様。それだけに“バランス重視”の受賞結果となった。

文:内田涼

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