サイバーエージェントは、「Ameba」で提供しているスマートフォン向けご当地バトルゲーム「天下統一クロニクル」の会員数が80万人を突破したことを記念して、1月の「天下統一クロニクル」の都道府県順位を調査した。

「天下統一クロニクル」は、47都道府県のなかから、出身地や居住地など、愛着のある県を選んで、その土地にゆかりのある戦国武将や偉人、特産品などが描かれたカードを集めながら他県のプレイヤーと戦い、同じ県を選択したプレイヤーとともに47都道府県の1位を目指すカードバトルゲーム。同じ県のプレイヤーと地元の話題で盛り上がるなど、ゲームを通じたコミュニケーションを楽しむことができる。2012年9月21日のスタートから5カ月で会員は80万人を突破した。

1月の都道府県の順位を調べたところ、上位5位は、1位が石川県、2位が兵庫県、3位が山口県、4位が京都府、5位が岩手県だった。下位5位は、43位が埼玉県、44位が福岡県、45位が栃木県、46位が群馬県で、日本一の人口を誇る東京都は47位で最下位だった。

「天下統一クロニクル」は、同郷の仲間が集まって交流したり、他県と戦ったりして地元のランキングを1位に導いていくことから、「自分が弱くても同郷の仲間が助けてくれるので気軽に遊べることが醍醐味」(天下統一クロニクルの岸知秀プロジェクト責任者)。単純に人口が多い都道府県が強いというわけではなく、それぞれの地元愛の強さが順位に表れた。

このほか、「合戦(バトル)は西日本側(特に九州より)が比較的多く、コツコツキャラクターを育てる育成イベントは東日本側(東北より)に多い」(天岸知秀プロジェクト責任者)という地域的な傾向や、ローカルネタで盛り上がる県もあればまじめに作戦会議をしている県もあるなど、県ごとの特色もある。

「天下統一クロニクル」は、2月21日16時から3月1日3時59分までにログインしたユーザー全員に、特別HRカード「小宰相」をプレゼントする「天下統一クロニクル80万人突破感謝キャンペーン」を実施している。「小宰相」は徳島県の鳴門市に眠っている平安時代の女性で、『平家物語』では、後に夫となる平通盛の出会いと別れが描かれている。藤原憲方の娘で、小野小町にたとえられるほどの美女だったといわれる。