『アウトロー』(C) 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

現在公開中の映画『アウトロー』は、トム・クルーズが新たなシリーズ作品にしたいと考えている作品だが、本作を手がけたクリストファー・マッカリー監督が、クルーズの代表作である“ミッション:インポッシブル”の新作を手がけることが確実になったようだ。先ごろの来日会見でクルーズの口から発表されたプランだが、クルーズとマッカリー監督は着々と“Mi:5”に向けて動き始めている模様だ。

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今年1月に来日した際、クルーズの口から「次の『ミッション:インポッシブル』の監督は彼(マッカリー監督)だ」という発表があり、報道陣は騒然となった。当時はこの発言が正式な決定なのか、ファンを喜ばせるための“案のひとつ”なのか不明だったが、このほど配給会社から寄せられた資料によると「最近のクリストファー・マッカリー監督のTwitterでも『M:I5』の監督を受諾することを決意するツイートがみられ、『アウトロー』に続き、クリストファー・マッカリー監督と、トム・クルーズが『ミッション:インポッシブル』シリーズの第5弾で再タッグを組むことは間違いない」と記載されている。

マッカリー監督は脚本家として大きな成功をおさめており、クルーズ出演の『ワルキューレ』、新作『All You Need Is Kill(原題)』でも脚本を手がけている。重厚なサスペンスを得意とするマッカリー監督と“MI”シリーズとの相性を心配する声もあるが、彼はノンクレジットで前作『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』のプロット作りに参加しており、シリーズをプロデュースしてきたJ・J・エイブラムスからも厚い信頼を寄せられているという。

具体的な製作開始のアナウンスはされていないが、『ミッション:インポッシブル』の次回作は2015年の公開が有力視されている。

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