完成度の広島か、巨大戦力の浦和か。いよいよJリーグ開幕!

2013.2.28 18:55配信
サンフレッチェ広島  (C)J.LEAGUE PHOTOS サンフレッチェ広島  (C)J.LEAGUE PHOTOS

いよいよ、今週末Jリーグが開幕する。J1リーグ戦が3月2日(土)に、J2リーグ戦が3月3日(日)にシーズンの幕開けを果たすのだ。J1は34試合、J2は42試合の長いシーズンを戦うのだが、開幕戦は34分の1では決してない(J2は42分の1)。事実、過去5年間の優勝チームは、いずれも開幕戦で勝ち点3をキッチリ獲得している。

「サンフレッチェ広島対浦和レッズ J1リーグ戦」チケット情報

3月2日(土)、横浜F・マリノス×湘南ベルマーレの神奈川ダービーに名古屋グランパス×ジュビロ磐田の東海ダービーなど、開幕にふさわしいカードが並ぶが、中でも要チェックなのがサンフレッチェ広島×浦和レッズだろう。昨季の王者と3位の激突が、NHK総合で放送されることからも、その注目度の高さが窺い知れる。

昨季の得点王にしてMVPの佐藤寿人(広島)も、対浦和の重要性を知っている。佐藤は「Jリーグ側が注目してくれるように、この開幕カードを組んでもらったと思っているので、感謝しています」と語っている。対する阿部勇樹(浦和)は「またかなとは思いましたけど、昨年開幕戦で負けているので同じ相手と戦いたかったし良かったです」とリベンジを誓った。

広島×浦和は因縁浅からぬカードでもある。浦和のペトロヴィッチ監督は、一昨年まで広島を率いていた。昨季は超攻撃的DF・槙野智章、今年も驚異のタフネスを誇るDF・森脇良太という元教え子たちを補強した。昨季、土台を築いたペトロヴィッチだが、今季は最終ラインからのビルドアップを可能にし、FW・興梠慎三、MF・関口訓充ら攻撃陣の補強も敢行し、磐石の布陣を敷く。

ホームでV候補を迎え撃つ王者だが、目立った補強は行っていない。森保一監督はキャンプではベテランのレベルアップとともに、若手の底上げに注力してきた。今季予想される広島包囲網をいかに打破し、いつシンデレラボーイが現れチームに勢いをつけるかが鍵となる。

選手層では浦和に軍配が上がるが、現時点の完成度では広島が上を行く。『ACL』初戦こそ、強豪プニョドコル(ウズベキスタン)に完敗を喫したが、2月23日の『FUJI XEROX SUPER CUP』では柏レイソルを相手に、リーグ戦開幕前とは思えない完成度の高いサッカーを披露し、きっちりタイトルも勝ち取った。一方の浦和は2月26日の『ACL』初戦で広州恒大(中国)に0-3と完敗。ミスを連発した上、FW・ムリキの個人技に蹂躙された。しかも、アウェイゲームであった。開幕戦もアウェイゲームとなる浦和には移動のビハインドがあり、広島には『ACL』から中2日、『FUJI XEROX SUPER CUP』を含め、8日間で3試合を戦うスケジュールのビハインドがある。

果たして、開幕戦で勢いに乗るのは広島か、浦和か。そして、両軍を含め、リーグ戦V7、『ナビスコカップ』V5、『天皇杯』V4を誇る鹿島アントラーズ、2011年リーグ戦覇者・柏レイソルの4強はどんな結果を収めるのか。歓喜の瞬間を目指し、長い戦いの火蓋が切って落とされる。

3月2日(土)・エディオンスタジアム・広島×浦和のチケット発売中。

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