三菱のサイクロン掃除機「風神 TC-ZXC30P」 超特急レビュー!

2013.2.28 19:48配信
3月1日発売の三菱のサイクロン掃除機「風神 TC-ZXC30P」

新生活を始めるにあたって、掃除機を購入する人は多い。その新生活商戦に向けて、いまメーカー各社は新モデルを続々と投入している。掃除機選びのポイントは、しっかりゴミを吸い、軽くて持ち運びしやすいかどうか。三菱が3月1日に発売するフィルターレスの本格サイクロン掃除機「風神 TC-ZXC30P」は、小型・軽量ながら99%吸引力が持続する三菱のフラッグシップモデルだ。発売前に試すことができたので、試用レポートをお届けしよう。

●フィルターレスの本格サイクロンだから吸引力が持続

「風神 TC-ZXC30P」は、ゴミの分離にフィルターを使わない本格的なサイクロン方式を採用しているので、フィルターの目づまりによる吸引力の低下が起きないのが最大の魅力だ。

また、前モデル「TC-ZXB17P」に比べ約24%コンパクトになり、約22%軽くなった小型・軽量ボディにも注目したい。サイクロン掃除機は、ゴミと空気を遠心力で分離する。ゴミをしっかり分離するには高速の風の渦巻きをつくる必要があり、そのために十分な長さと直径のある旋回室が必要だ。旋回室が短く、小さいと風速が落ち、十分にゴミを分離することができない。前モデルの「TC-ZXB17」は旋回室を二つにすることで長さを稼ぎ、空気とゴミを分離していた。

新型の「風神 TC-ZXC30P」は、旋回室が一つしかない。しかし、新構造の分岐・合流風路構造「ハイパーエアロアクセル」で吸い込んだ空気を主流と副流に分け、サイクロンボックスで合流させることで高速の渦巻きを発生させる。旋回室の風速は業界最速の90m/秒で、この高速の渦巻きがしっかり空気とゴミを分離する。ゴミを分離する威力を上げながらも、旋回室を小さくすることでコンパクト化を実現したのだ。

●軽く動く自走式ヘッドと軽量ボディで毎日のお掃除がラクラク

実際に、フローリングの上にカーペットを敷いた4畳半ほどのスペースと、カーペット敷きの階段を掃除した。スイッチを入れるとモーターが回転し、サイクロン方式独特の風切り音が響く。多くのサイクロン掃除機独特の高音ではなく、ジェットエンジンのような中低音なので、それほど耳障りには感じない。

吸い込む力は強いが、自走式の「毛がらみクリーン自走式パワーブラシ」は、カーペットにしっかりと吸いつきながらもスムーズに動いてくれるので、軽い力で取り回すことができる。毎日掃除している部屋を10分ほど掃除しただけで、ダストカップにはしっかりとホコリやネコの毛などが溜まっていた。非常に細かいホコリもしっかりと吸い込んでいた。

持ち運びやすさもポイントだ。ボディにカーボン素材を採用し、重さを約3.8kgに抑えているので、1階から2階へラクに持ち運ぶことができた。ボディにはサッと持てる2WAYハンドルを装備し、片手で本体を持ち上げながら、反対の手でハンドルを持ってヘッドを取り回すのも簡単。これなら階段の掃除もしやすい。

●面倒なお手入れも簡単、丸ごと水洗いもOK

サイクロン掃除機は、毎回のお手入れが必要だ。もちろん、お手入れは手軽にできたほうがありがたい。「風神 TC-ZXC30P」は、本体から「サイクロンBOX」を取り出し、ダストカップを外すという2ステップで簡単に溜まったゴミを捨てることができる。毎回のお手入れが簡単なうえ、ダストカップの汚れが気になったらサイクロン機構部も含めてまるごと水洗いできるので、清潔に保つことができる。

掃除機でよくあるのが、ブラシに毛が絡んで回転しなくなるアクシデント。その点、「風神 TC-ZXC30P」の「毛がらみクリーン自走式パワーブラシ」は、ヘッド側面にあるレバーを倒すだけでブラシを引き抜くことができ、引き抜くことで巻きついた毛を取り除くことができる。これはペットを飼っている家族や女性など、髪の長い家族がいる家庭で重宝する機能だ。もちろん、ブラシも水洗いすることができる。

アタッチメントとして、「ふとんブラシ」「2WAYキャッチローラー」「2WAYロングノズル」などを用意。床掃除だけでなく、天井や梁、すき間などもしっかりと掃除することができる。

このほか、毎日使ううえで便利なのが、足で踏むだけでコードリールを巻き取ることができる「大型コードリールボタン」だ。コンセントを抜いた後、いちいち屈むことなく、足で踏むだけでコードリールを巻き取ることができる。収納がよりスムーズになる。

実際に使って得た結論は、「風神 TC-ZXC30P」がコンパクトサイズながら高い吸引力をもつ本格サイクロン掃除機だということ。メンテナンスもラクで、本格サイクロン掃除機としては動作音も控えめ。付属品も充実し、多くの家庭でメインの掃除機として活躍しそうだ。新年度に向けて、しっかり吸う掃除機を求めているなら、ぜひ候補にしたい。(デジタル&家電ライター・コヤマタカヒロ)

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