夫に話を聞いてもらう“話をしやすい雰囲気作り”の秘訣3選

夫に話を聞いてもらう“話をしやすい雰囲気作り”の秘訣を3つご紹介します。

1. 夫の好物を用意しておく

夫に話を聞いてほしい日は、夫の好物を用意しておきましょう。お酒が好きなご主人なら、夜ご飯の酒の肴に一品。甘いものが好きなご主人なら、食後にスイーツを。

「今日はあなたの好きな○○を用意しておいたわよ」と言って笑顔で差し出せば、仕事で疲れきった夫の心が癒されます。

そして、場が和やかになり、話をしやすい雰囲気になります。

2. 夫の話を先に聞く

心理学には、『返報性の法則』というものがあります。これは、人は誰かになにかをしてもらったら、「お返しをしなければならない」という感情が無意識に働く、というものです。

これを活用して、夫に話を聞いてもらいたいときは、まずは夫の話を聞くことからはじめてみるのも効果的です。

男性は女性のように人に悩み相談や愚痴を言うことはあまりせず、自分の中に抱え込む性質を持っていますが、それでも自分の話を真剣に受け止めてくれる人が身近にいれば、饒舌になります。

「最近、疲れているようだけど、仕事はどう?」などと話を引き出してみましょう。

人間関係は、鏡。あなたが聞き上手になることで、今度はご主人があなたの話を聞こうとしてくれるようになります。

3. “雑談”で会話のリズムを作る

夫に話したいことがあるとき、いきなり本題に入るのではなく、“雑談”から入ることも大切です。

雑談は「中身のない会話」「無意味な会話」と思う人も多いですが、そうではありません。

会話のリズムを作る、重要な役割を果たすものです。

いきなり本題に入るのと、ある程度雑談を交わしてから入るのとでは、その後の会話のなめらかさが違ってくるのです。

「今日はよく晴れたよね~」など天候の話や、「今度、テレビであなたの好きな○○の特集があるらしいよ~」など趣味の話を最初に振ってみましょう。

この際の雑談のポイントは、暗い話ではなく、なるべく楽しい明るい話題を選ぶこと。そうすることで場が和やかな雰囲気になり、スムーズに本題に入れるようになります。

男性と女性は、根本的に違うところがとても多いです。このことを理解し、相手に合わせたコミュニケーションを取ることができれば、夫婦の仲は激変します。

「夫が話を聞いてくれない!」と嘆くだけでは、なにも変わらないのです。

今日お伝えしたことを参考に、話をしやすい雰囲気作りを心がけてみてくださいね。

3万人を超える人の悩みを解決するコーチ&カウンセラーとして活躍。 2010年、その経験を活かしてコミュニケーション心理スキルを紹介する、コミュニケーションライターとして独立。一般社団法人日本聴き方協会認定シニアインストラクター・認定シニアカウンセラー。 [ブログ]