『ジャンゴ 繋がれざる者』

「ぴあ」調査による3月1日、2日に公開された映画・満足度ランキングは、クエンティン・タランティーノ監督の新作『ジャンゴ 繋がれざる者』がトップに輝いた。2位に柴咲コウ、真木よう子、寺島しのぶが共演した『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』が、3位に東日本大地震と原発事故が福島の人々にもたらした影響を記録した『わすれない ふくしま』が入った。

上位作品の画像

1位の『ジャンゴ…』は、ゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞で、タランティーノ監督が脚本賞を、クリストフ・ヴァルツが助演男優賞を受賞した作品。観客からは「クリストフ・ヴァルツとジェイミー・フォックスのやり取りが最高だった」「娯楽作品という形をとった歴史映画であり、とても興味深く面白い」「大満足!いたるところにオマージュがあって、1万円払って観てもいいほど素晴らしい作品だった」「エンターテインメントとしてタランティーノ史上、最高級!」など、男性を中心に熱い支持を集めた。

2位の『すーちゃん…』は、3人の女性の何気ない日常を描いた人間ドラマ。出口調査では「3人に共感し、30代だった頃の自分を思い出した」「女性なら誰もが通るであろうことを題材にしていて、共感する部分が多々あった」「3人の日常を時間軸に沿って追っていて、それぞれの個性がよく表れていた」など女性客から好評だった。

(本ランキングは、3月1(金)、2日(土)に公開された新作映画4本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)