『アルゴ』のベン・アフレック(C)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

次女を連れて歩いていたベン・アフレックが、大胆なパパラッチの行動に辟易し、パパラッチを足で蹴ったと報道された。後に、「蹴った」というのは誤報だと訂正されている。

アフレックと4歳の娘セラフィナちゃんが大勢のパパラッチに囲まれたのは、セラフィナちゃんが通う幼稚園の前。パパラッチは叫びながら父娘に近寄ってきたため、セラフィナちゃんは怯えはじめ、アフレックはセラフィナちゃんを抱き上げた上で、片脚を伸ばし、パパラッチに「これより近くには来ないでくれ」と言ったという。だが、脚をあげたのはあくまで距離を示すためで、パパラッチを蹴ってはいないと状況を知る人は語っている。

アフレックと妻ジェニファー・ガーナーは、通常、セレブの中ではパパラッチに寛大なほう。子供たちと一緒にいる時も、めったにパパラッチともめごとは起こさないが、子供が通う学校の前で待ち伏せし、子供を怯えさせたというのは、さすがにがまんできなかったらしい。オスカーを取ったことも、パパラッチのアフレックに対する興味を高めたといえる。セラフィナちゃんは夫妻の次女。夫妻にはほかに7歳の長女ヴァイオレットちゃん、1歳の息子サミュエル君がいる。

文:猿渡由紀