「みなさんとの縁を、これからも心に刻んでいきたい」
アンコールでわき上がる会場に、悲鳴にも似た歓声が起ると、なんとステージ右側の1階席と2階席の間をヒョンジュンがトロッコで移動しながら、スタンドのファンの目の前で「Let's Party」「Do You Like That」を熱唱していくのだ。ぐるりと一周しステージ右側スタンドでは、ファンのど真ん中で「Lucky Guy」の“シェキ！シェキ！”のコール&レスポンス。
まだまだ収まらないアンコールで、再びステージに登場したヒョンジュンは、怒涛の「Break Down」で、とどめのパフォーマンスを見せつけた。
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「いつも思うことですが、一生懸命生きていかなきゃいけないと思います。これだけたくさんの人に愛されているはうれしいことですし、これからも正しく生きていきたい。みなさんとの縁を、これからも心に刻んでいきたい」と目に涙を浮かべながら語るヒョンジュンに、会場全体から大きな拍手があがった。
バンドサウンドで、歌とダンスでファンを楽しませ、自身の持つ多彩な魅力を惜しみなく出し切ったヒョンジュン。MCで言った通り、会場後ろのファンのそばまで自ら出向き、パフォーマンスを見せた彼の心意気にはリスペクトしかない。ライブを通じて、彼のファンを大事にする気持ち、エンターテイメント精神はたっぷりと伝わってきた。キム・ヒョンジュンが、なぜこんなにも多くの人に愛されているのか。その理由、その答えが、この日のライブに詰まっていたように思う。
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