舞台あいさつの様子

人気シリーズ『相棒』の映画最新作『相棒シリーズ X DAY』が完成し5日、東京・新宿バルト9でお披露目イベントを開催。相棒としてタッグを組む俳優の川原和久と田中圭をはじめ、共演する大谷亮介、山中崇史、六角精児、山西惇、神保悟志、国仲涼子とメガホンを執った橋本一監督、さらに水谷豊&及川光博が駆けつけ、“相棒ファミリー”が勢ぞろいした。

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金融崩壊を意味する“X DAY”の真相を捜査する本作の主人公は、警視庁捜査一課刑事・伊丹憲一(川原)と新キャラクターであるサイバー犯罪対策課専門捜査官・岩月彬(田中)。シリーズ開始以来、初めて主役を張ることになった川原は「過酷な日ばかりで、楽しい日はありませんでした。橋本監督は大学の後輩なんですが、性格がドSで…」と恨み節。それでも「やることは、すべてやりました。まぁ、主役という意識はあまりなくて、いつもの伊丹を演じたつもり」と内に秘めた自信を披露していた。

一方、田中はシリーズ初参戦に「うそだろって気持ちと同時に、プレッシャーを感じた。川原さんに対しては怖いってイメージも持っていましたし(笑)」と述懐。実際には「川原さんや現場の皆さんに温かく迎え入れていただいた。『これが相棒なんだな…』って、とても幸せでした」といい、「ファンの皆さんの期待に応え、何より(水谷演じる)右京さんに納得してもらえる作品になったと思います」と晴れやかな笑顔を見せていた。

久しぶりの“相棒ツーショット”を見せた水谷と及川は、本作にゲスト出演し「ゲストって響き、新鮮でいいですね。シリーズそのものにも『まだ何かあるんじゃないか』と思える広がりを感じて、改めて幸せです」(水谷)。及川は「ここで一句、『みなさんが、忘れた頃に、やってくる』。戻ってこられてうれしく光栄です」と久々の“現場復帰”をユーモアたっぷりにアピール。ただ、「涙の別れから、たった3カ月でこの映画の撮影がスタートしたので、ちょっと気恥ずかしかった」と照れ笑いを浮かべていた。

『相棒シリーズ X DAY』
3月23日(土)全国ロードショー

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