最近、都内ではシカゴ風ピザを出す店が、増えているらしいです。

ピザ自体は、もちろんイタリアの食べ物だけれども、ご存知ナポリピッツァもミラノピッツァも、厚さは数ミリと、薄べったーいでモノですよね。

でもシカゴピザは、19世紀の終わりに、アメリカに来たイタリア系移民たちが、アレンジした『アメリカめし』。腹持ちをよくするために、生地の厚みもたっぷり、フィリング(具材)もみっちみちに入れるのが美学…らしいです。

欧米人の皆さんよりも、基礎代謝が低い日本人の間で、なぜそんなものが流行っているのかっ!? 少し気になって食べに行っちゃいました。















訪ねたお店は、東京神田の『デビルクラフト』というお店。基本は日米のクラフトビールのお店です。珍しいビールが樽生で飲めるので、席には、仕事帰りの男女がたくさん! 

平日午後6時に訪れた点で、満席でした。立ち飲みも出来ますが、座りたい方は予約したほうがベターかも。

「ビッラデルボルゴ レアーレ」という、聞いた事もない名前の美味しい生ビールを飲みながら、メニュー表とにらめっこします。ううむ…。


メニューの謳い文句には「お店で焼きたて、生地から自家製の絶品シカゴピザ カリッサクッと食感が心地良い生地 チーズの上にトマトソースが載るのが特徴です 通常のピザよりもかなりヘルシー、毎日食べても大丈夫!」と書いてありましたが…。

本当にヘルシーなのか!?

アメリカの人の中には「ピザは野菜だもーん、だって野菜が上に載ってるもーん」という方もいるらしいですが、…本当に大丈夫なのか!?

でもよく見ると、肉抜きのベシタリアン向けピザもメニューにありました。さすがアメリカ・シカゴ風(?)、と思いながら、

せっかく食べるなら、もうどうなってもいいや、と

「The Devil Works」(Sサイズ1400円)という『全部載せ』をオーダー。

本当はLサイズ(2800円)が頼んでみたかったんですが、残しては失礼なので、やめておきました。


中身は、チーズ(モッツァレラ、ゴーダ、パルメザン、プロボローネ)&トマトソース、サラミ、ソーセージ、紫玉ねぎ、ほうれん草、マッシュルーム、ピーマン、オリーブ…。













もう一回、どどーん。













ばばばばーん。高さ3センチほど。













一切れを持つのに、片手が重い。


混雑時には、焼き上げるのに1時間もかかるというこのピザ。私のテーブルには、30分弱で出て来ました。


味はですね…。

なんとこれが、想像以上に爽やかだったんです。

チーズや肉よりも、トマトや野菜、ハーブの味が強く感じられました。確かにこれ、ヘルシーかも!?

ヘルシーといっても、多分、宅配ピザMサイズの1枚分はあるので、きっと1000キロカロリーオーバーは確実、ひょっとしたら1500キロカロリー位はいってるし、下手すれば2000キロカロリー…ほどはあるかもしれませんが…。


このお店のピザは、インパクトがありました。刺激を求める方は、ピザ食べに行ってください!

妙な元気が出ますよ!

【店舗情報】
デビルクラフト
住所:東京都中央区日本橋室町4-2-3 石川ビル1-5階
営業時間:17時~23時30分(月~土)
定休日:日曜