第1回ビバリーヒルズ映画祭ジャパンは『イエローキッド』が最高賞

2013.3.11 12:42配信
第1回ビバリーヒルズ映画祭ジャパン授賞式の模様

株式会社ドリームキッドが米ビバリーヒルズ映画祭(BHFF)と提携し、日本部門として立ち上げた“第1回ビバリーヒルズ映画祭ジャパン(BHFF Japan)”が8日から10日までの3日間、都内各所で開催された。10日には授賞式が行われ、真利子哲也監督の『イエローキッド』が同映画祭の最高賞にあたるファイナル・グランプリ作品に選出された。

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今年で13回目を迎えるBHFFは世界市場を視野に、今後の映画界を支える人材の発掘とサポートを目的とし、近年はショーケースとしても注目度が高まる映画祭。今回、ハリウッドと日本映画の“かけ橋”となるべく、スタートを切った第1回BHFF Japanでは、長編、アニメ長編、短編(アニメ含む)、ドキュメンタリーの4部門で作品を募集し、各部門5作品、計20作品をノミネート作品として選出し、映画祭期間中に上映。各部門でグランプリに輝いた4作品は、4月24日(現地時間)から開催される“本家” BHFFでも上映され、そのうち1本はファイナル・グランプリ作品として、BHFFの外国映画部門に出品される。

今回、栄冠を勝ち取った『イエローキッド』は、真利子監督が東京藝術大学映像研究科の修了作品として撮り上げた初長編。2009年バンクーバー映画祭でアジア新人映画賞にノミネートされ、2010年には学生映画として異例の全国公開を果たした。夢も希望も金もなく生きるボクサー志望の青年と、新進気鋭の漫画家との出会いをきっかけに、青年が生きる現実世界と漫画家の描く物語が奇妙に交錯していく様をパワフルに描いた意欲作だ。

人気アイドルグループ“ももいろクローバー(当時)”が出演した中編『NINIFUNI』(2012年公開)も話題を集めた真利子監督は、トロフィーを受け取り「これから何が起こるのか把握できない」と今回の受賞に驚きつつも、「いつかまた長編映画が撮れたらと思っている。できる限り、力を尽くして映画を作っていきたいですし、ようやくゴングが鳴った気がします」と喜びを噛みしめていた。

■グランプリ受賞作品(各部門1作品)
長編部門:『イエローキッド』(真利子哲也監督)
短編部門:『5 windows』(瀬田なつき監督)
長編ドキュメンタリー部門:『はだしのゲンが見たヒロシマ』(石田優子監督)
長編アニメーション部門:『ヘルズ』(山川吉樹監督)

■ファイナル・グランプリ作品
長編部門:『イエローキッド』

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