仕事にやり甲斐を感じながら、申し分ないお金を稼いでいて、友人や仲間も多く、打ち込める趣味もあって、人生を楽しんでいる――そんな男性を、ここでは「ハイスペック男性」と呼ぶことにしましょう。

彼らは独身を謳歌しています。結婚しなくても人生が完結している人、という印象を受けることも。

そんな風にひとりを味わい尽くしていた男性が、突然結婚を決めることもあります。彼らはどんなときに「結婚したい」と本気で思うのでしょうか。

また、彼らが「パートナーにしたい」と本気になる相手はどんな女性なのでしょうか。30〜40代のハイスペック男性に、率直な意見を聞いてみました。

ひとりを寂しいと感じたとき。理想は社会常識のある女性

「金曜日、家に帰ったとき、なんか寂しい……って感じるんです。そんなときにふと『結婚したいな』と思います。

ひとりで過ごすのも好きだし、ひとりの時間がないとやっていけないタイプではありますが。理想の相手は社会常識がある人。家庭的かどうか、というのはまったく気になりません。一緒に外に行って恥ずかしくないふるまいができる人であれば、という感じですね」(37歳/コンサル)

ひとりの時間も好きだけど、ひとりでいる瞬間に、ふと寂しさに気づくハイスペック男性。それゆえ、彼がひとりでいる時間を尊重し、適切な距離感を保てる女性を求めているようです。

「社会常識がある」という要素について、さらに詳しく聞くと、地頭の良さやその場の状況を読んで、臨機応変に対応できることを指すようです。

友人の家族を見てうらやましいと思ったとき。理想は30代前半までの女性

「週末の夜、ひとりで家にいながら、SNSをぼーっと眺めていると、友達の家族や子どもの写真が出て来ることがあります。そういうのを見ていると、焦りが生まれて『自分も結婚したい……』と悶々としてしまいますね。

要は、家族がほしいのかなって。やっぱりひとりは寂しくて。ひとりで過ごしているとき、あまり元気がない状態だと、友達が家族を持っているのを見て、余計にうらやましくなるんですよね。子どもがほしいので、30代前半くらいまでの女性をパートナーにしたいです」(40歳/マーケティング)

ひとり、とは似ているようで違う“孤独”を実感する瞬間、人が不安になったり、焦ったりするのは本能的なものかもしれません。今はいろいろな家族の形があるものの、「結婚して家族を作る」という選択肢が最もとりやすいものでしょう。

ハイスペック男性と付き合っていたり、デートをしたりしている女性は、彼と「家族がほしい」という思いが一致したとき、結婚に進めるかもしれません。