今村ねずみ 今村ねずみ

今年2月に上演された新作THE CONVOY SHOW vol.32『asiapan』が、早くもこの12月にパワーアップして帰ってくる!そこで、作・構成・演出とともに出演も果たす、今村ねずみに話を聞いた。

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「この物語はアジアを旅している中で生まれました。遺跡に囲まれた街のゲストハウスにたまたま集(つど)った男たちが、その地で暮らす若者たちと関わり、生きることの意味を振り返ります」

本作は、30年を超えともに走り続けた5人のオリジナルメンバーの瀬下尚人、石坂勇、舘形比呂一、黒須洋壬、トクナガクニハルと、新たにオーディションで選ばれた4人の若き俳優、荒田至法、後藤健流。佐久間雄生、本田礼生が共演したことでも話題を呼んだ。
「60代を前にして『君のDNAを残したい』という口説き文句に押されて新しい風を迎えてみようと決めました。ただ僕は育てるなんてことはできないし、なにより彼らは自ら望んでここに来た。だから容赦はしないし、同じ表現者として本気で向き合いました。稽古もアップして11時から20時までびっしり。踊って演じて、汗ダラダラでTシャツ何枚用意しようか、みたいな感じ」

「ザ・コンボイショウ」はありとあらゆるエンターテイメントを織り込んだ舞台で、役者が挑む演劇。「未だに『ザ・コンボイショウ』って踊るんでしょ?と、言われます。それも正解だけれど、それだけじゃない。でも正直に言ってしまうと、自身も『ザ・コンボイショウ』がなんなのかよくわからないんです。ただ、役者が歌やダンス、楽器演奏といったありとあらゆる表現法を駆使して伝える物語で、メインキャストやアンサンブルではなく全員が主役で脇役の舞台だということだけはわかっています。だから、それを全力で演るだけ」

さまざまな思いを抱える中年の男たちに若者たちは問いかける。「日本をどう思ってるの?」「幸せの国から来て、なぜ嘆いているの?」と。
「彼らはいわば物語を動かす役です。今回、一緒に舞台を作り上げたことで『asiapan』は僕らにとっての、新しい顔としてのスタートとなりました」

最後に一言、いただいた。「年代を問わず楽しめる作品です。騙されたと思って、一度、観にいらしてください。この冬、一緒に『asiapan』というエンターテイメントの旅をしませんか」

THE CONVOY SHOW vol.34『asiapan』は、12月13日(水)から17日(日)まで、TBS赤坂ACTシアターにて上演。

取材・文/おーちようこ

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