ウィーン少年合唱団 (c)www.lukasbeck.com ウィーン少年合唱団 (c)www.lukasbeck.com

“天使の歌声”の呼び名で世界中から愛されるウィーン少年合唱団が、今年も春から初夏にかけて来日ツアーを開催する。

「ウィーン少年合唱団 2013年 来日ツアー」の公演情報

1498年に創設され、かつてハイドンやシューベルトも所属していた伝統あるウィーン少年合唱団。世界の数ある少年合唱団の中でも抜群の人気と実力を誇り、ウィーンの音楽大使として世界各地でコンサートを開催。特に日本へは1955年の初来日以来、度々ツアーを行っており、毎回各地で完売公演が相次ぐほどの人気を博している。

ウィーン少年合唱団の近年の来日ツアーで話題となるのが“今年の歌”。これまでに「千の風になって」「ふるさと」「手紙~拝啓 十五の君へ」「ウィ・アー・ザ・ワールド」「世界に一つだけの花」など、日本国内で話題の曲を取り上げてきたが、今年のツアーでは、NHK東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」(作詞:岩井俊二、作曲:菅野よう子)を歌う。

2011年こそ震災の影響で来日は見送られたが、現地ウィーンで震災復興支援のためのチャリティ公演を開催。収益金を被災地の学校に寄付するなど、いち早く復興支援の手を差し伸べてくれたウィーン少年合唱団。2年ぶりの来日となった2012年のツアーでは、坂本九の代表曲「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」「心の瞳」を披露。“天使の歌声”の美しく清らかなハーモニーで綴る坂本九の名曲たちが、私たちの心に多くの感動を与えてくれたことは記憶に新しい。今回のツアーで取り上げる「花は咲く」も来日に先立って、3月6日にCDをリリース。売上金の一部は、東日本大震災の義援金としてNHK厚生文化事業団を通じて、被災地に届けられる。

「ウィーン少年合唱団 2013年 来日ツアー」は、4月下旬から6月中旬まで全国各地で開催。