フォトブック『相棒 捜査一課・伊丹憲一』握手会に登場した川原和久

人気ドラマ『相棒』のスピンオフ映画『相棒 X DAY』主演の川原和久が16日にオフィシャルフォトブック『相棒 捜査一課・伊丹憲一』の発売を記念して、福屋書店新宿サブナード店で行われた握手会に出席した。

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川原が演じる人気キャラクター・捜査一課の伊丹刑事と田中圭が演じるサイバー犯罪対策課の岩月のコンビを主人公にした映画『相棒 X DAY』。サイバー犯罪対策課がマークしてきた男が死体で発見される事件が発生し、伊丹と岩月が時にいがみ合いつつも課の違いを超えて真相を追いかける。

フォトブックではこれまでの作品を通じて伊丹憲一という存在を徹底的に分析。20ページにわたる撮り下ろしショットにロングインタビュー、さらには水谷豊が伊丹について語るなど盛りだくさんの内容となっている。

この日は事前に予約した100名のファンが来場し割れんばかりの大歓声で川原を迎えた。川原はひとりひとりにフォトブックを手渡し、握手を交わしたが、ファンからは映画での活躍についてのみならず「結婚おめでとうございます!」と歌舞伎役者・松本幸四郎の長女で女優の松本紀保との結婚を祝福する声も。女性が多くを占める100名ものファンの熱気に川原はやや硬い表情で緊張気味かと思いきや、本人は「だいぶ、(ほおを)緩めてるつもりでしたよ」とのこと。最初にの発売の話があったときは「『イヤイヤイヤ、勘弁して!』って感じだった(苦笑)」そうだが、自身や伊丹という役について「誤った情報やウワサが広まっているところもあるので、自分から発信することで修正されれば」と語る。

ちなみにこのフォトブックについて捜査一課の仲間をはじめとする『相棒』ファミリーの面々の反応は「嘲笑です。相当バカにされました。アンケートなどもあったので『昨日は1日中、川原さんのこと考えてたよ』なんて言われました」と苦笑いを浮かべていた。

映画の公開に向けての心境を尋ねると「宿題が多すぎて公開のことを考えてる暇がないです。原稿のチェックやキャンペーンで行く仙台での舞台挨拶のスケジュールを渡されたり、その日その日を片付けていく感じ。(初日に)コメントを用意してなくて慌てることになりそう」と飄々とした様子で語っていた。

『相棒シリーズ X DAY』
3月23日(土)全国ロードショー