昨年6月、リンジー・ローハンが事故の折りに警察にウソをついた事件に対する判決が、西海岸時間月曜日にL.A.で下された。ローハンが土曜日に予約していたニューヨークからの飛行機に乗らなかったため、出廷もしないのではないかと危ぶまれたが、プライベートジェットを飛ばし、48分遅刻して裁判所に到着した。

ローハンが裁判を欠席した場合、逮捕状が出されることになっていたが、ローハンはプライベートジェットを使い、予定されていたヴァンナイズ空港ではなく、時間を節約するためロサンゼルス国際空港に着陸させて、なんとか出廷を果たした。ローハンはピンクと白のトップとパンツ、ハイヒールというスタイルで登場。裁判所には大勢のパパラッチが詰めかけており、トイレに行く時には6人の警察官に付き添われるような騒ぎだった。

ローハンは、ジュエリー店での万引き容疑で保護観察処分中だったにも関わらず、昨年6月に追突事故を起こし、運転手は自分ではなくアシスタントだったと警察にウソの証言をした。ローハンは、罪を認めるかわりに刑務所入りはせず、18ヶ月の心理カウンセリング、90日のリハビリ施設入所、30日のコミュニティサービスをすることに同意。事故の被害者に賠償金を払うことも命ぜられたが、金額は5月2日の裁判で決定される。ちなみに、5月2日までにリハビリ施設入所の証明が必要らしく、コミュニティサービスはニューヨークで行ってもよく、活動状況の報告はリハビリ期間が終わってからでいいとされている。

文:猿渡由紀