『L.A.ギャング ストーリー』(C) 2013 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

伝説のギャング『L.A.ギャング ストーリー』予告編

、ミッキー・コーエンとロサンゼルス市警の戦い実話を基に描くクライム・アクション『L.A.ギャング ストーリー』の予告編映像が公開された。ショーン・ペン、ジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリング、ニック・ノルティらが出演し、男たちの非情な“戦争”を描いた作品だ。本作の舞台は1940年代のロサンゼルス。当時のLAはミッキー・コーエン(ペン)という大物ギャングが麻薬、銃、売春、賭博を仕切り、金と力で警察や政治家まで味方につけ、街を牛耳っていた。そこで、パーカー市警本部長(ノルティ)はジョン・オマラ巡査部長(ブローリン)を中心とした特命チームを結成。警察の“はみ出しもの”ばかりが集まった部隊は、法さえ無視してコーエンに戦いを挑んでいく。コーエンは実在のギャングで、1997年の映画『L.A.コンフィデンシャル』にもポール・ギルフォイルが演じるミッキー・コーエンが登場した。このほど公開された予告編は、JAY-Zの『Oh My God』が流れる中、ミッキー・コーエンが「ロスは俺のものだ」「強いヤツが奪うんだ」と高らかに宣言する場面から始まる。続いて映像は特命チームの結成と、彼らの血で血を洗う壮絶な戦いが描かれる。男たちがマシンガンをぶっ放し、車が木っ端微塵に吹っ飛び、煙が立ちこめる賭博場に男たちが乗り込むシーンは圧巻だ。さらにゴズリング演じるジェリー・ウーターズ巡査部長が「どうせいつか死ぬ」、オマラ巡査部長が「これは捜査じゃない。“戦争”だ」とタンカを切ると、ギャングのコーエンは「死ぬほど後悔させてやる」と応戦。非情なギャングとギャング顔負けの市警が命がけの戦いを繰り広げる作品らしく、一瞬も気の抜けない予告編に仕上がっている。『L.A.ギャング ストーリー』5月3日(金・祝) 丸の内ルーブル他 全国ロードショー