●「椅子が高すぎて無理だ」と連絡する

椅子が高すぎて危険な状態の人に、強く納税を要求するのは怪我や事故の誘引となり、場合によっては未必の故意による殺人罪に問われます。どうしても税金を払いたくない時は、高い椅子の上が安全地帯になるでしょう。


 

 

 

●税金を払うぐらいならエーイ!と崖からばら撒く

お金などというものがあるから、払えだの払わないだのという争いが起きるのです。結局お金が諸悪の根源なので、納税するくらいなら税務署員の目の前で海に捨ててしまう方が良いでしょう。人間、豊かに暮らすことより平和に暮らすことのほうが大切なんです。


 

 

 

●働かない

あらゆる脱税テクニックの中でもっとも実用的であり、なおかつ合法性が高いのがこの方法でしょう。とにかく働かなければ一銭も入ってこず、一銭も入ってこなければ、税金を払う理由がどこにもありません。国民の血税を無用な公共工事やハコモノに費やす行政に対するアンチテーゼとしても有用です。

 

 

今回はAさん(仮名)に習って合計6個の脱税テクニックをご紹介しました。どの方法も違法性が低く、いわば脱税のプロのお墨付きです。しかし、あくまでグレーゾーンの中での安全ですから「こういう方法がある」という予備知識として心に留めておく程度にするのが無難でしょう。もちろん、このような方法を知った上でも日本国民である限りは納税の義務を果たすことが望ましいのですが、願わくは私たちの収めた税金が国民にとって有意義な形で消費されてほしいものです。

大学を中退して成り行きで専門学校を卒業し、ろくに就職もせずにオモコロというサイトで出鱈目な記事を書き続けて数年、分かったのは人はインターネット上で存在感が増すほど社会的にゴミに近付いていくということでした。

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