左から、ニーヴ・ギャラハー、ディアドレ・シャノン、ケリー・マクドネル 左から、ニーヴ・ギャラハー、ディアドレ・シャノン、ケリー・マクドネル

華麗なアイリッシュ・ダンスと生バンドによるライブで観客を魅了する、アイルランド発のショー「ウーマン・オブ・アイルランド」が7月に初来日。3月21日、先行来日した出演者の3人、ディアドレ・シャノン(ヴォーカル)、ニーヴ・ギャラハー(フィドル)、ケリー・マクドネル(ダンサー)が都内で会見を行った。

「ウーマン・オブ・アイルランド」チケット情報

ウーマン・オブ・アイルランドはアイルランドを代表するドラム奏者エリック・カニンガムがプロデュース。ブロードウェイでトニー賞に輝いた『リバーダンス』の出演者や人気音楽グループ、ケルティック・ウーマンの参加メンバーらによるエンターテインメントショーだ。2012年の全米ツアーは各地でチケットがソールドアウト、爆発的な人気を呼んだ。ケルトに古くから伝わる「女神伝説」の再現をコンセプトに、5人の女神に見立てた5人の女性アーティスト(ヴォーカル3人、フィドルひとり、ダンサーひとり)を中心にして、ダンサー、ミュージシャン合わせて22名でメンバーを編成。今回はケルティック・ウーマンのヴォーカル、ディアドレ・シャノン、『リバーダンス』のショバーン・マンソンがメンバーに名を連ねる。

会見に登場した3人は、自身にとってのアイリッシュ音楽について口々に語った。ヴォーカルのディアドレ・シャノンは「アイリッシュ音楽は私たちのアイデンティティそのもの。過去の遺産であり、また、これからも未来に向かってどんどん変わっていくものです」。ニーヴ・ギャラハーは「私にとっては国の歴史であり、人々の歴史そのもの。人々の情熱がたくさんこめられている」。ケリー・マクドネルは「心と魂の象徴。ひと度音楽が聞こえてきたら、情熱をささげずにはいられないものです」。

来日公演については「『ユー・レイズ・ミー・アップ』などお馴染みの曲もたくさん歌いますので、楽しみにしていてください」(ディアドレ・シャノン)、「ダンスと歌、そして生演奏がある、すばらしいショーです。7月に日本の皆さんとお会いできるのが今から楽しみ。お客さんには手拍子で参加してもらえたら」(ニーヴ・ギャラハー)、「アメリカで6週間のツアーを終えたばかり。毎日スタンディング・オベーションで迎えられた。すばらしいメンバーが揃っているので、日本でもそうなることを信じてます」(ケリー・マクドネル)と、それぞれPRした。

7月19日(金)・20日(土)東京・Bunkamura オーチャードホールでの公演をはじめ、福岡、愛知、大阪、北海道、神奈川でも上演。