石川直宏(FC東京) (C)F.C.TOKYO 石川直宏(FC東京) (C)F.C.TOKYO

ミスター東京がタッチライン際を疾走する最後の勇姿をその目に焼き付けたい。12月2日(土)に開催される『明治安田生命J1リーグ』第34節・FC東京×ガンバ大阪と、翌3日(日)に行われる『明治安田生命J3リーグ』第34節・FC東京U-23×セレッソ大阪U-23は、石川直宏引退試合と銘打たれた。

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現役引退の決断を下したのは、8月だった。2015年8月にフランクフルトとの親善試合で左ひざ前十字靭帯を断裂。その後2度の手術を経て2016年9月の『明治安田J3』ブラウブリッツ秋田戦で418日ぶりに公式戦に出場した。だが、しかし試合出場は2試合にとどまり、左ひざの状態が悪化。石川は2016年限りでの引退も頭をよぎったが、クラブからの強い慰留を受けて再起の道を選んだのだった。

8月の引退会見の席で、石川はこれまでを振り返るのではなく、これからについて語った。

「2015年8月から約2年間リハビリの時期が続き、なかなかピッチで貢献できないもどかしさがある中で、6月末に決断した。あと半年弱、必ずピッチに戻って、もう一度貢献する。自分らしいプレーをする。サポーターの皆さんが喜んでくれる姿を見せたいと思う」

石川らしく湿っぽい言葉はない。

「ここから先は自分の中で不安と言うよりも楽しみしかない。自分がどういう姿になるのか、どういう影響を与えることができるのかというモチベーションの中できっとできる。まだ4か月あるので今までの振り返りはせずに前だけ見て、全てシーズンが終了した後にまた改めて言葉にしたいと思う」

横浜F・マリノスからFC東京へやって来てから15年半、不動の右サイドアタッカーとして君臨。横浜FMでは出場機会に恵まれない一介の若手に過ぎなかったが、FC東京に移籍して早々にポジションを確保し、翌2003年には五輪代表、A代表に選ばれ、2009年にはJリーグベストイレブンにも選出された。横浜で埋もれた才能は、東京で一気に開花したのだった。

『明治安田J1』FC東京×G大阪は12月2日(土)・味の素スタジアム、『明治安田J3』FC東京U-23×C大阪U-23は翌3日(日)・駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場にてキックオフ。2日(土)のシーズン終了の挨拶の後に、石川の引退セレモニーを実施。2日(土)は来場者先着2万名に石川にちなみ制作した「Naoの手!“青”」を、3日(日)は来場者先着5000名に「Naoの手!“赤”」をプレゼント。チケット発売中。

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